感想:今回の作品の中では、一際、心を動かされたし、何よりも清々しかった。
「こいし」が、うまくかかっているせいもあるのかもしれない。
箇条書きにしたところに、ストーリー性を持たせたのは、作戦勝ちなのかもしれない。
印象に残った作品。
4.あたま山リターンズ
落語の基礎知識がないと、書けない文章ですね。
ごんぱち先生の文章には、ここが面白い!という焦点がはっきりしているところがあり、いいですね。
3.ジュリの憂鬱
動物オチに付き纏うのが、どこまで隠し通せるかという事だと思うんです。
フォークボールを投げたいと思えば、バッターボックスの丁度、手前で落ちなければならない。そういう意味では、早く落ちすぎたかな、という印象です。
2.小石
小気味が良いリズム感。読んでいて気持ちが良かった。小説の形を取っていないじゃないか、と思われる方もおられるかもしれませんが、詩も小説も伝えたい事が伝わればいい、という点では一緒ですよね。
5.こんなに誰かを想ったことはない
最後になりましたが、この作家さんは、恋愛小説を書きながら、きっと掲載時期まで読んでおられる。前にも書きましたが、空気の読める人なんだろうなぁ、という印象を強く持てました。
上から目線にはなりましたが、以上、小笠原の断筆でした。
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感想: 何やら実験的な作品。
箇条書きの羅列は小説の体を成していないとも言えるが、なにか――。
そうか、選択済み選択肢の暗喩と考えるとしっくり来るかも知れない。
「・」の一つ一つが全て、樹形的ストーリー分岐の一区切り。
「じみへん」でそんな話があったのを思い出すなぁ。
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感想:「○にも奇○な物語」にありそうだなと思いました。
その後が気になります。
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感想:ループしていたので。ごんぱちさんのやつも良かったのですが、石芋リターンズの方が面白かったです。
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