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1000字小説バトル

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1000字小説バトルstage3
第52回バトル結果

おめでとうございます!

今回は、待子あかねさん『水色の鈴』が
チャンピオン作品と決まりました!

たくさんの投票、感想ありがとうございました。これからもQBOOKSをよろしくお願いいたします。

投票結果
得票数 
1
サヌキマオ
3
2
野乃
3
3
interview
小笠原寿夫
4
コスモスゆれる
日向さち
5
金河南
1
6
レンジで二分と三〇秒
ごんぱち
7
待子あかね
4
8
石川順一
1
9
ココロココニ
深神椥
10
朝のマニトウ
アレシア・モード

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

「私の投票がない!」「内容が違うような?」……掲載もれ、ミスなどがございましたら、QBOOKSインフォデスクのページよりご連絡ください。

推薦作品と感想

水色の鈴
待子あかねさん


感想:
読んでいてなんだかじ~んとしました。いじめのことをちょっと角度を変えて表現されていることが凄いなと思いました。
投票者: 純粋読者

感想:
水色は透明の色、生きてくの通い続けるのが・・壊れそうな色かも・・・・忘れそうな、
から、大切な・・そんな色の鈴
あかねさんの何か・・・思い出それとも、今、これからをかんじてしまいそうです。
by林檎丸かじり
投票者: 純粋読者

感想:
オチが人形ではなく写真というあたりが、控えめで空気を汚さなかった。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
ひらがなが多い文章だな、というのが最初の印象です。
高校生くらいの女子を描いた作品だから、これくらいの幼児性を持っていてもいいのか、と読み返して、改めて思いました。
何も小説だからと言って、難しい表現や回りくどい書き方をしなくても、十分読ませられる事を証明してくれた様で良かったです。
内容と文体が、合致していたところに作家さんの腕を感じました。

他に気になった作品は、アレシア・モードさんの悪霊祓いのものと、日向さちさんの「コスモス揺れる」。
アレシアさんの作品は、序破急というものか、てにをはを教えて頂きました。作者付記の捨て台詞みたいなのが、妙に笑えました。
日向さんの作品は、まとめ方が、非常にうまい小説です。文章の見た目が綺麗なのが、一番、目を惹きました。

今回は、関西弁を上手に使いながら、関西は笑いだけの文化じゃないんだよ、と教えてくださった待子あかねさんに一票です。
投票者: このバトルへの参加作者

さらばヴィヌス砦
サヌキマオさん


感想:
 言われてみると、死神は農夫イメージのキャラだったな、と、改めて思い出した。
 歌はどの辺だろう。銀河鉄道999で、胸がガランドウなガイコツ男がいたっけ。いや、そもそもシャレコウベは歌ったり笑ったりするのがお約束か。

 よく考えれば悲惨な結末だけれど、何だかユーモラスな感じで良うございました。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
一番面白かった!
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
最後のオチがなあと思いつつも最も押したいです。あと、日向さちさん金河南さん待子あかねさん深神椥さんなどもいい味を出して居ると思いました。
投票者: このバトルへの参加作者

ドとレとミ
野乃さん


感想:
文を読んでいて、情景が頭の中にクリアに投影されました。

ノスタルジーで好きです。
投票者: 純粋読者

感想:
愛しい人のことをおもいました。
大切なことは、いつまでも忘れずにいようと
あったかい気持ちにさせてくれました。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
内容的には直球な作品。あれこれこね回しては
腐らせるのが得意な自分が恥ずかしくなる。
またその世界が透き通ってて。汚れちまった私などには
退屈とか凡庸とかいう印象もあるけど、
月に1日くらいはこんな世界に浸った方がよい。
投票者: このバトルへの参加作者

うるう明後日
金河南さん


感想:
私の呑み込みが正しければですが、昔似たような話を読んで衝撃を受けたので。
今回は選ぶのが難しかった。
投票者: このバトルへの参加作者

ふと思う事
石川順一さん


感想:
 ぴかぷ。

02 ドとレとミ
 ドレミの3文字をアクロスティックに使ったところは「おっ」と思ったが、いかんせんその後が陳腐すぎた。1000字に詰め込むからダイジェストにならざるを得ない残念さ、である。

03 interview
 こう、読んだあとに目頭を押さえて、しばらくゴシゴシとこすって、もう一度見てしまう。こういう芸、あるようなないような。こういう小説、あるようなないような。「アカン」と言い切れない、妙な引力を感じる。

04 コスモスゆれる
 だからなんやっちゅーねん、と思う。書いてあること以上のことはなにもないんだろうし、強いていえば<(引用)恋をするたびに彼のことを思い出す。>がゆえに、こういう文章を書いてみました、という感じか。それしきの個人的な感傷でしかないし、外に何かを伝える気力に欠けているようにみえる。外に何かを伝える気ならば、もっと立体的に、有機的に書く工夫があっていい。
 相変わらず成長せんのう。

05 うるう明後日
 漫画がいいね。小説じゃなくていい。なぜ、小説なのか。


 で「ふと思う事」ですよ。なんかもう晩年の小島信夫とか、杉浦茂とか、そういう人々にリンクする飄逸さで雲にのって飛んでいく感じ。
 もう世間がどうなろうがあんまり動じないんだろうなぁ。偉ぇなァ。
投票者: このバトルへの参加作者