≪表紙へ

1000字小説バトル

≪1000字小説バトル表紙へ

1000字小説バトルstage4
第42回バトル結果

おめでとうございます

今回のチャンピオン作品は、サヌキマオさん作『豆腐とネギ』です。

投票結果
得票数 
1
一杯のレモネード
Bigcat
2
小笠原寿夫
1
3
サヌキマオ
2
4
ごんぱち
1
5
抜髪
小川未明

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

「私の投票がない!」「内容が違うような?」……掲載もれ、ミスなどがございましたら、QBOOKSインフォデスクのページよりご連絡ください。

推薦作品と感想

豆腐とネギ
サヌキマオさん


感想:
細部にまで拘った描写と物々しいオチに脱帽です。古典に如何に近づけるかと模索している様子に好感が持てます。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
この豆腐で麻婆豆腐とか作ったらどうなるか。歯の部分は取り除かねばならないのか、圧力釜で長い事やったらどうにかなるのか。
いや待て、我々は歯を柔らかくする方法を知っている。
コーラ煮だ(失敗の予感)。
投票者: このバトルへの参加作者

楽しかった思い出
小笠原寿夫さん


感想:
「一杯のレモネード」
 ものすごく回りくどい先生だと思いました。で、その回りくどさを生徒側が「うぜー」ということで話というのは面白くなっていくのです。
 そう思います。あまりにも、先生も生徒も、裏にいる作者の都合のいいようにしか思考していないところが、面白さにつながってきません。

「楽しかった思い出」
 <もうそんな事は、忘れてしまった。>というわりには前半の実験に対する描写のほうが濃くて、その後の思い出の方を駆け足で語っている感がある。
 もしかして、結局福祉職の仕事を選んでしまったものの、研究者としての人生の方にまだ未練があるんじゃねえかな、などと思った。

 そもそも、物語のターニングポイントは「科学をやってたんだけど、福祉職に行った」ところなんじゃないんだろうか。

「豆腐とネギ」
 いつもの。

「つまる」
 だんだん山藤章二が文春でやってる独り対談みたいになってきたな……

「抜髪」
 しれっと<若い女が住んでいるということを聞いた>というだけで、この有様。シュレディンガーの若い女。
 しかし、そこは書く側もわかってて、<畳の上には、女の抜髪が一握>とある。これもなんであろう、誰が置いたって、作者が置いてるんだよなぁ。
投票者: このバトルへの参加作者

つまる
ごんぱちさん


感想:
最後が分かりにくかったのが惜しいとおもいましたが、全体的に筋の通った内容だったので票を投じました。
投票者: このバトルへの参加作者