第26回3000字小説バトル結果 発表3月7日 INDEX |
エントリ | 作者 | 作品名 | 文字数 | 得票なるか!? ★ |
1 | さゆり | 遠い世界へ | 3000 | 4★ |
2 | narutihaya | 浜中さん | 2875 | 2 |
3 | 3カウント | 反抗 | 2954 | 1 |
4 | 青野 岬 | レンガの家 | 3000 | |
5 | 堀井安樹 | 迎え火〜ブルーを撃ち抜いて | 2258 | |
6 | ごんぱち | 朽ち行くを見ながら | 3000 | 4★ |
7 | 棗樹 | 白球残像 | 3000 | 1 |
8 | 橘内 潤 | 『Quo Vadis』 | 2995 | 1 |
9 | るるるぶ☆どっぐちゃん | ライアン、プライベートコンサート | 3000 | 1 |
おめでとうございます! 第26回3000字小説チャンピオンは、 さゆりさん『遠い世界へ』 ごんぱちさん『朽ち行くを見ながら』 のお二人に決定しました。 さゆりさん、ごんぱちさん、おめでとうございます。これからも素晴らしい作品を楽しませてください。 なお、ごんぱちさんは、めでたくグランドチャンピオンとなられました。おめでとうございます。 |
感想票
推選作品:朽ち行くを見ながら 作者:ごんぱち 感想:narutihayaさんのとどっちにしようかと思ったけれど、ごんぱちさんの作品が全体的にリアルで良かったので。こういうことって、けっこうあるんでしょうね。narutihayaさんの作品は、一読して好きだなと思えました。けど、ストーリーに何かが足りない気がします。分かりやすさ、でしょうか。「僕はネジを締めている」とか「山の遍路」とか、私の好きな作品を書く人なので、けっこう期待してます。これからもがんばってください。 推選作品:朽ち行くを見ながら 作者:ごんぱち 感想:すごく迫力がありました。先が気になって、最後まで一気に読ませていただきました。割りとコミカルな読みやすいお話がごんぱちさんには多いですが、こういうシリアス路線の方が実は合ってるんではないでしょうか。それと、これまでごんぱちさんのお話に登場してくる人物は、(確か)ほぼ例外なくフルネームがついていたのですが、ここでは名字だけにしてあるのも好感が持てます。どっちがいいといいというよりは、「いろいろやってみよう」という姿勢に対して、です。(でも、名字だけの方が読みやすいときって……あると思う) 推選作品:朽ち行くを見ながら 作者:ごんぱち 感想:畜生。なんて筆力だ。完敗です。今日は飲めない酒を飲んでゲロります。ふんだ。 推選作品:朽ち行くを見ながら 作者:ごんぱち 感想:人間を書こうという意欲が一番見える。やはり小説はこうでなくては。 推選作品:浜中さん 作者:narutihayaさん 感想:いちばん印象に残りました。 推選作品:浜中さん 作者:narutihaya 感想:本当は自分の作品が一番すきなのですが、自作には投票できないということなので、これを推します。読みやすく分かりやすかった。訳のわからないものが登場しなかった。人生について少し考えさせられた。これが推薦理由です。 推選作品:白球残像 作者:棗樹 感想:まあ・・・これかな? ぐらいの消極的な理由ではありますが。 「連れ」と「彼女」が違う人だと思って読んでしまったりとか、ちょっと読みにくいところはあったけど、キャラクターが好きです。可愛いね。 推選作品:Quo Vadis 作者:橘内 潤さん 感想:今回心に残ったのは、次の4点。 「迎え火〜ブルーを撃ち抜いて」好きな人が死んでしまうという事実を受け止め、 それでも生きて欲しいと願う心が悲しい。それでも何とか前向きに生きていこうとする主人公がいい。ブルーは寂しさでもあるのだろう。 「朽ち行くを見ながら」読んでいてせつなくなってくる。死んでしまいたいと さえ思っているような老人と介護に疲れて苛立つ家族の心境さえもが心を打つ。 「白球残像」そんなに都合よく女性がソフトボールの主将だったりするかよというツッコミが出そうだが、キャッチボールという行為がなんとも暖かい。 「Quo Vadis」とにかく世界観が凄い。遠い未来の話しではあるし、天使とは何なのかも不明だし、読み進むテンポが少しズレる感じはするが、この世界が堪らない。 で、どれを選ぶのか凄く迷ったのだが、今回は異質な世界感を取りました。 推選作品:ライアン、プライベートコンサート 作者:るるるぶ☆どっぐちゃん 感想:よく分からない部分も幾らかあったが、情景が良かったので。 他に目を惹かれたのは『Quo Vadis』。Qには珍しいアクションの入る話で、面白くなりそうな気配だったが、三千字に上手く収まったとは言い難かった。 推選作品:反抗 作者:3カウント 感想:「平和と称された人殺しは今も続いている。」 誰が誰を殺しているのか。 そして、人が人を殺すのはなぜなのか。 その辺を次回策で読みたいと思いました。 |
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