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3000字小説バトル

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3000字小説バトルstage3
第19回バトル結果

ざんねん

一位作品の数がその得票数に並んでいるため、規定により今回のチャンピオン作品はありません。
次回にご期待下さい!

投票結果
得票数 
1
サヌキマオ
1
2
アレシア・モード
1
3
I can speak
太宰治

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

「私の投票がない!」「内容が違うような?」……掲載もれ、ミスなどがございましたら、QBOOKSインフォデスクのページよりご連絡ください。

推薦作品と感想

愛を継ぐもの
サヌキマオさん

感想:
Entry1 愛を継ぐもの
何の戦車をモデルに作ったのかは興味深いところですが、まあそこは本筋ではありません。
大道具の技術が演劇の一部なのかどうかは私にはわかりません。少なくとも高校演劇部の活動からは多少逸脱しているらしいのですが、部活動の幅が、どっち方向かはともかく、拡がっていくのは確かでしょう。
色んなタレントがあって、その個々あるいは複合で色んな方に拡がるのは当然かもしれませんが、こうした多少逸脱しているらしい人材をも抱えておける余力、そして次世代の人材が次々上がってくる余力、この部のそういう環境にあるところが羨ましい限りです。そしてそこに超然と世代を越えて身を置き続ける先生の幸せぶりが感じられました。実はそうでもないのかもしれませんが、私には分かりません。

Entry2 転ばないで、クーシー
最近、ようやく正座が出来るまでに足首が回復しました

Entry3 I can speak
鬱陶しいヤツだなあ。嫌いではありませんが。
投票者: このバトルへの参加作者

転ばないで、クーシー
アレシア・モードさん

感想:
「愛を継ぐもの」
 同じシリーズでも時系列がごっちゃごちゃで出していることをお詫びいたします。

「転ばないで、クーシー」
 神への畏れとクーシーの近未来感がいい具合にミックスしているのです。クーシーは何も感じないのかしら。ロボットも何かを感じるのかしらん。
 などと読んでいった先、神の怒りに触れ(たのかもしれない状況におい)て、次に縋るのが機械であるクーシーの背中。このあたりの人間味というか、そういうところがじつに文学だなぁと思いました。

「I can speak」
 書くものに困ってぐじゅぐじゅとひとりごちるというのが太宰にもあるんだわね。
投票者: このバトルへの参加作者