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3000字小説バトル

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3000字小説バトル
第48回バトル結果

おめでとうございます!

今回のチャンピオン作品は、スナ2号さん作『花の歌』です。
おめでとうございます!

投票結果
得票数 
1
三つの未来と一人の僕
鬱宮時間
2
ウーティスさん
3
3
携帯電話
のぼりん
4
ブラック
たかぼ
5
犬の太郎
吉備国王
6
中川きよみ
2
7
ロボ供養
ごんぱち
8
片目部隊
るるるぶ☆どっぐちゃん
9
松田めぐみ
1
10
伊勢 湊
1
11
『病室のラプンツェル』
橘内 潤
12
スナ2号
4

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

「私の投票がない!」「内容が違うような?」……掲載もれ、ミスなどがございましたら、QBOOKSインフォデスクのページよりご連絡ください。

推薦作品と感想

花の歌
スナ2号さん

感想:
この作品を今年の最後に持ってきたのはQBOOKSスタッフの作品を読んだ上での粋な計らいか、それともただの偶然か? すてきな年末年始を迎えられそうな、気持ちのいい温かい作品です。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
すんなりと読めたことと、こういうのが好みなので。
次点は「何と言うこともない日」
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
 ど音痴のスミレが可愛い。スミレを利用してウサギを食べようとするワル
なのに律儀な狐も魅力的。心が温かくなる微笑ましいお話でした。

 そのほかのお気に入り
  ブラック たかぼさん:Kの台詞が要所、要所効いている。不条理感満点で、楽しめた。
  暴風警報 松田さん :感情移入しながら読んでいたのに、妊娠したの
はいつなのかと考えて、先をもう一度読み直した時点で現実に引き戻されてしまった。ちょっと残念。

  他の作品もみな読み応えがあった。力はいってるなあ。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
とても素直ないいお話です。狐とスミレのやり取りが、スミレの台詞に品があってかわいらしくて好き。最初は1輪だったスミレが、翌日たくさんになってるところも楽しかったです。次点はるるるぶちゃんの「片目部隊」。切なくて好きだったけれども、誤字が散見されたのが残念でした。
投票者: その他のQBOOKS参加作者

ウーティスさん

感想:
ピックアップ。
 1(B+)文章から人柄があらわれているところが唯一最大の強み。問題は、次の作品だ。
 2 くだらねえ! おもしれえ! 大好き!
 清々しいまでの馬鹿である。グッジョブ。
 4 「穴」を描写するときの質感が好きだ。で、一連のドタバタがあって、Kの「マジかよ」というかろみも好きだ。緩急をわきまえている。
 5 文藻が綺麗だが、物足りない。
 岩波文庫を御覧あれ。日本昔話は、もっとスリリングだ。
 12 もっとオチに手間をかけないと残念な感じ。大地讃頌は字が違う。この辺の丁寧さが欲しい。

 今回はおしなべて面白かったなぁ。ごんぱっつあん、どっくちゃん、伊勢さん、たかぼさん、みんな面白かったけど、やっぱり覚悟を決めた馬鹿にはかないません。文句なしで鳥野さんに一票。
 次点、狙ったのだと嬉しいけれども、久々におしゃれポップを見せてくれたどっくちゃんを次点にしたい。有無を言わさずに拳を宙に突き上げる感じが好きでな。本来だったらこっちに票を入れるべきだが、バーバリアンが票をさらっていってしまった。ということで。(M)
投票者: その他のQBOOKS参加作者

感想:
雲黒斎やブリブリ王国のクレヨンしんちゃん顔負け。行間から臭うほどに。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
 これですかねー。
 笑えるのは良いですねー。
 まあ、シモネタっちゃあシモネタですけどねー。
 でも、作品はネタじゃなくて、アイデアですしねー。

 ほとんど関係ないですけど、
「脳が大便になるのと体臭が大便になるの、どっちが良い?」
 という究極の選択、
 よーく考えてみると、体臭ってとどのつまり希釈した大便の臭いしないですか?
 別に同意しなくても良いですけど。
投票者: このバトルへの参加作者

何と言うこともない日
中川きよみさん

感想:
 さりげない絶望とでも言うべきか。混沌とした雰囲気の中に寂しさや悲しさが感じ取れたが、ユニークなキャラクターがそれをうまくかき混ぜたようなぬるさがおもしろい。
 主人公が見たり聞いたり感じる事は、まるでそれは主人公ではなく主人公の頭の後ろに目があり、カメラで撮影しているかのような冷静かつ客観的視点であるように感じる。しかし、夢の中で姉から電話をもらったところなどはやけにリアルな感じがして、主人公がつらい現実から無意識に逃れている事を強調している。ここの表現はかなりよくできていると思った。
 しかしなぜか主人公からは前向きな様子が伺え、これもまたうまく表現されていると思った。
 主人公の持つ現実と夢の間の世界についつい引きずり込まれた。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
冒頭から広がって締め括ですっと収束する流れの心地よさ、非日常のような日常のような不思議な空気感……「ロボ供養」「暴風警報」も良かったけれど、読後感が一番だと感じた本作品に一票です。
投票者: このバトルへの参加作者

暴風警報
松田めぐみさん

感想:
最近三千字は元気があってよろしいですね。千字よりもなんかみなさん楽しんで書いている感じがしますし。今期はどれも面白かった。好みの差です。
投票者: このバトルへの参加作者

仙川夜景
伊勢 湊さん

感想:
主人公とユーレイのオヤジさんのやりとりが、ドラマを見ているような映像のイメージで浮かんでいました。描写が、うまいのでしょうね。ラーメンと人情からにじむ暖かな印象が、年の瀬の寒い場面を背景に好ましく感じられました。
投票者: このバトルへの参加作者