第53回3000字バトル結果


おめでとうございます! あなたが栄光のチャンピオンです!

『それ以上ではなく、それ以下でもなく』 中川きよみさん
 


推薦作品と感想
○推薦作:[4]それ以上ではなく、それ以下でもなく 中川きよみ
 いいなあ、わかるなあ、この気持ち。
 若い娘って男を顔や仕事上の華で判断していると思われがちだけど、違うんだよね。私も若い頃こんな上司にあこがれたことがあるのですごく感情移入しながら読みました。主人公と上司の間に流れる信頼感と恋の中間の微妙な関係が巧く描かれていて、じっくり堪能させていただきました。
 最後もいい、停電から開放された瞬間の上司のさらりとした対応に「こいつ、やるぅ」と、久方ぶりに萌えてしまいました。
 いや、いいよねこんな「おじさん」って。

▽投票者:その他のQBOOKS参加作者


○推薦作:[4]それ以上ではなく、それ以下でもなく 中川きよみ
ちょっとだけ感想を。

異形の密室 のぼりんさん

最後のオチがわからなかったです。最後に突然出てくる井沢って人はだれ? 三沢の間違い?

旬日 ぼんよりさん

何を描きたいのが、さっぱり見えてきませんでした。パートナーって動物なんだろうけど、それをはっきり書かない理由もわからない。秘密にしておく理由はなに? とにかく土台がしっかりしてない。フラフラしてて気持ち悪かったです。

3 排他的利己性遺伝子 めだかさん

うーん、これもわかんない。あまりにも自己中心的な文章ではないですか? 読者は置いてけぼりです……。

4 それ以上ではなく、それ以下でもなく 中川きよみさん

安心して読めます。最後の停電のくだりはちょっと作為的な感じがしたけど、内容はしっかり伝わってきます。

5 浮気 吉備国王さん

これ、最後はどうとらえればいいんでしょう。夫人は岡城が「こんなところに住んでいるの?」って思ったんでしょうか? もしそうならそんなに呆然とすることなのだろうか。うーん、わからない。

6 ある英雄 ごんぱちさん

この作品も、最後がわからない。岸本(高木)はどうして転んでしまったのに金メダルを取ったのか。顔半分、っていうのにヒントがあるような気がするんだけど、やっぱりわからない。僕の頭が弱いのだろうか……。

7 『等身大オルゴール』 橘内 潤さん

雰囲気は感じられるが、あまりにも自己完結なように思います。

8 キャッチングセンター 安藝賢治さん

こういうガチャガチャした文章はどうも好きではないんです、すいません。落ち着きがないし、あまり笑うこともできませんでした。

9 ブルーヘブン 伊勢 湊さん

物語としてはちゃんとしています。ただ主人公の心情がもっとよく描かれていればなぁ、と思います。3000字では足りないのかなぁ。

10 深夜、雨のふたり 空人さん

ただのエロ小説。まぁ、ご本人もきっとそのつもりで書いているのだろうから、これはこれでいいかもしれないけど。

僕はたぶん、そうとう好みが激しいと思っているので、
マイノリティである僕の感想はきっと役には立たないと思うので、
聞き流す程度にしてください。
好き勝手に言いましたが、でも正直な感想です。失礼しました。

▽投票者:このバトルへの参加作者


○推薦作:[4]それ以上ではなく、それ以下でもなく 中川きよみ
個人的にはなかなかリアクションに困りもするけれど(別にリアクションしなくていい!?)お話として生き生きしてて素敵でした。話のないようではなしに、なんというか、その描写が瑞々しいです。
▽投票者:このバトルへの参加作者


○推薦作:[4]それ以上ではなく、それ以下でもなく 中川きよみ
会社の中の出来事は、人間関係が複雑であればあるほど面白いものです。今後もこうした問題を取り上げて書いていけば注目されるのではないでしょうか?
▽投票者:このバトルへの参加作者



○推薦作:[7]『等身大オルゴール』 橘内 潤
橘内さんの文体と書かれている対象がよく合っています。
こういう無機質な美しさを書くには適していると思います。
このチョイスに一票。

『ある英雄』は好きなタイプ。
ただ『ドーパー』を読んだことがあるので今回はパスです。
▽投票者:このバトルへの参加作者


○推薦作:[7]『等身大オルゴール』 橘内 潤
 なるほどオルゴール。
 絵的にも何だか良さそうな印象です。
▽投票者:このバトルへの参加作者


○推薦作:[7]『等身大オルゴール』 橘内 潤
これが一番好きです
▽投票者:このバトルへの参加作者



○推薦作:[6]ある英雄 ごんぱち
国民が国の進む道に無関心で感覚が麻痺している現代を下敷きに、舞台が「充分にありえるリアルな近未来」だったので、怖さに惹かれました。
▽投票者:このバトルへの参加作者



○推薦作:[8]キャッチングセンター 安藝賢治
 のぼりんさん「異形の密室」と安藝君「キャッチングセンター」で迷った。完成度で云えば段違いに「異形の密室」だが、ここはあえてイリュージョンを見せてくれた「キャッチングセンター」に一票。おぬし、腕を上げたな! という感じ。いいなあこのキャッチングセンターシリーズ。いろいろな人にたくさん書いてもらって書籍化しようぜ、ってあたしが書かなくてすみませんすみません。(M)
▽投票者:その他のQBOOKS参加作者



○推薦作:[9]ブルーヘブン 伊勢 湊
『それ以上ではなく、それ以下でもなく』と散々迷って、こちらに一票。
『それ以上でも〜』の方がすっきりしていて読みやすいし筋もしっくり来るんだけど……『ブルーヘブン』の方が何だか読み直したくなるのです。ふしぎ、ふしぎ。

▽投票者:このバトルへの参加作者



○推薦作:なし
登場人物になりきって体験したと感じることのできるものがなくて、
いまひとつ、これだという感じをもてませんでした。ごめんなさい。
▽投票者:このバトルへの参加作者





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