第54回3000字バトル結果


おめでとうございます! あなたが栄光のチャンピオンです!

『幸せの種』 伊勢 湊さん
 


推薦作品と感想
○推薦作:[1]幸せの種 伊勢 湊
 アイデア自体は結構ありそうだけど、まとめ方が上手いなぁ。
 読後感は大切なのです。
▽投票者:このバトルへの参加作者


○推薦作:[1]幸せの種 伊勢 湊
読点が少ないため、ちょっと読みにくいです。
抽象的な文を少なくして、わかりやすくすると
このストーリーが生きてくると思います。

▽投票者:このバトルへの参加作者


○推薦作:[1]幸せの種 伊勢 湊
伊勢さんの作風はやっぱりいいですね!若さの熱と、底流にある人の善の部分が、読後感を爽やかにさせてくれました。
▽投票者:このバトルへの参加作者



○推薦作:[2]底なし井戸の底 安芸賢治
3000字には足りないけど、今回一番迫力があった。
型にはまらない爆発力というか。
▽投票者:その他のQBOOKS参加作者


○推薦作:[2]底なし井戸の底 安芸賢治
なんといったらいいか、今回ひねりが多すぎるような...選びにくい。まあ夏なのでこういう寒気するのもいいかなぁ、と。
▽投票者:このバトルへの参加作者



○推薦作:[4]日常業務 ごんぱち
他にも読み応えのある作品はあったのですが、今回は、読みやすくて、テーマもはっきりした、この作品に一票入れたいと思います。
確かに、人の命に関わる仕事をしていると、死というものも「日常業務」として扱うようになるのだろうと思います。家族の不満の声にいちいち応じる場面も現実的で気に入りました。

次点は、橘内潤さんの『ナイトメアシンドローム』です。
最先端の科学に裏打ちされた、フィクションともノンフィクションともつかない文章に、圧倒されました。
▽投票者:- - 選んでください - -


○推薦作:[4]日常業務 ごんぱち
タンタンとした記述に真実の力をヒシヒシと感じました。
そして、ジンワリと感動しました。
▽投票者:その他のQBOOKS参加作者



○推薦作:[6]『ナイトメアシンドローム』 橘内 潤
 ぴかぷ−。
4 日常業務 ごんぱち 3000
 「朽ち逝くを見ながら」「一分間の瞑目」どちらも好きだ。このシリーズ、実に骨太に書けていると思うのだが、ただ創作として考えたときに、あまりにも素直すぎるのではないかと考える。もっとテンションやら、筆圧やらに工夫をしないと、ただの介護職員の雑記になってしまう。
 欲を云えばそこが難点ではなかろうか。大変好みの作品だけれども、作者を見るにつけこれでは不満足。

5 ある偶然に 吉備国王 2980
 何が違和感として引っかかるのだろうと思ったら、結局「私」と職員、私と夫人の距離感が全くかけていないところが絵空事になってしまうのだろう、と読んだ。ゆえに、愛欲がどうのと急に言われても、単にそれだけになってしまう。

6 『ナイトメアシンドローム』 橘内 潤 2950
 橘内作品の本領発揮といったところ。現に、この手の世界に昏い読者Mはしっかりかっきり騙せている。ナイトメア・シンドロームという話が発端でまた別の問題が浮き上がってくる、という世のシステムがよく書けている。

7 大蛇捕獲 のぼりん 2537
 どうせ絵に描いたもちならば、シズル感あふれるもちを描かないと読者は納得しないように思う。シルエットだけ見せる、というのは映像だからこそ臨場感を出すのに可能なのであって、文章表現ではなんともか細い感じがする。

9 剛柔流〜虎の巻〜 小笠原寿夫 3000
 じゃあ、作者自身、この作品のどこが売りなのか。

 というわけで、橘内さんに一票。
▽投票者:その他のQBOOKS参加作者


○推薦作:[6]『ナイトメアシンドローム』 橘内 潤
第42回の『睡眠病 ―天使―』でもそうでしたが、眠りがからむと橘内ワールドは冴えますね。眠りと戦争と恐怖。よい組み合わせです。むしろ、コンボです。

▽投票者:このバトルへの参加作者



○推薦作:[3]時間泥棒 中川きよみ
選んだテーマが面白いと思う。
日常に転がってる【取り返しのつかない】が【取り返せる】ようになったとき、どうなるんだろう――という題材はとても興味深い。
このテーマ、もっと色々書けそう……。

▽投票者:このバトルへの参加作者





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