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3000字小説バトル

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3000字小説バトル
第67回バトル結果

おめでとうございます

今回のチャンピオンは、作品エントリー3です。

投票結果
得票数 
1
千希
1
2
中川きよみ
1
3
ウーティスさん
2
4
ごんぱち
1
5
るるるぶ☆どっぐちゃん
1

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

「私の投票がない!」「内容が違うような?」……掲載もれ、ミスなどがございましたら、QBOOKSインフォデスクのページよりご連絡ください。

推薦作品と感想

ウーティスさん

感想:
ごんぱちさんの「武勇伝」とるるるぶ☆どっぐちゃんさんの「ビッチ」も作品として完成度が高かったのですが、個人的な好みで、今回はスタートレックばりのこの作品を選ばせてもらいます。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
 ドタバタは気軽に読めて良いです。
 ちょっとまとまりに欠ける感じがもありましたが。
 ダリ先生は最初から出さんと、そして生命維持装置が一つしかないという窮状を最冒頭に説明せんと。患者の登場はその後で良い気がします。

 あと、『頬擦りと、キスをこめてあなたへ贈る』について。
 自分含め、死んだ(特に早逝した)ミュージシャンのファンというのは、多分読者の中に相当数いると思われるので、この「彼女」の行動に共感出来る人が少ないような気がします。
 もう少し歌えない部分に対する小細工を。

(ごんぱち)
投票者: このバトルへの参加作者

頬擦りと、キスをこめてあなたへ贈る
千希さん

感想:
聴いたあとのCDがどうなったのか気になって仕方がない。タイトルもちょっとなぁ、本になったとしてこのタイトルは手に取らない。でも、読みながらきれいな色と音のイメージがずっと途切れなかったのでこれに投票します。
投票者: その他のQBOOKS参加作者

雨ふり、道まどい
中川きよみさん

感想:
 いや、いいですねえ。
 キャリアのある賢い女性のりんとした生き方がカッコイイです。
 男の人を確信犯でじらすなんて、一歩間違えれば厭味な主人公。ですが中川さんの描かれる女性は社会に働く女性としての辛さも感じながらそれを跳ね除ける強さを持っている。むしろ男を待たせるのは、女性のしたたかな強さを感じて好感が持てました。
 ふっと、気がつくと話の中に入り込んでいる。
 等身大の女性を書かせたら達人ですねえ……。

投票者: このバトルへの参加作者

武勇伝
ごんぱちさん

感想:
どれも面白く読ませていただきました。
鳥野新さんの「こちら辺境急患室」は
題材が面白くてテンポも良くて楽しかったんですが
最後の三人の漫才の部分が、字数の問題でしょうか。
少し解りづらくていまいち面白さが伝わってきませんでした。
ごんぱちさんの「武勇伝」は
今回の全ての作品を読ませて頂いた中で一番
何を書きたいのかがわかりやすかったです。
描写も丁寧で読みやすかったと思います。
上の2作品で迷いましたが
ごんぱちさんの方に一票入れさせていただきます。
投票者: このバトルへの参加作者

ビッチ
るるるぶ☆どっぐちゃんさん

感想:
 鳥野さん、千希さん、どっくちゃんも今回はなかなか。
 鳥野さんはドタバタSFとしてよくまとまってます。完成度が高い。けれども、3000字という制約の中で最後だけだだだーっと詰め込んでしまったか。目に見えて詰め込んでしまっているのはちょっとなぁ。
 千希さんは、自分の支えだったものから、やっと自立できる、という気持ちが書けていて非常にいい。「これでやっと、前に進める」という気持ちには共感できる。でも、私と彼女しかいないので、これで満足はしてほしくない。
 もっと複雑な、考えの交錯を書いて欲しい。
 どっくちゃんは物語のラインとは別に、ビッチがビッチとして好き放題駆け回っているところがいい。そう、主線があって、周りで大暴れするものがある。いい仕事をしていると思う。

 今回は、どっくちゃん。
投票者: このバトルへの参加作者