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第137回詩人バトル

エントリ作品作者文字数
1あんちふかよみはっぱち157
2回想石川順一422
3交差はなもとあお121
4バス停Tsu-Yo307




 


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エントリ1  あんちふかよみ    はっぱち


きっと生きてんなら
その命が好きなんだろう
きっと生きてんなら
その命に期待してるんだろう
少し疲れたら大いに疲れた気になるのに
少し休んだだけじゃ物足りないのは何故だろう
ぐーたら、ぐーたら生きているなら
ぐーたら、ぐーたらが好きなんだろう
そこに恥が転がってんなら
うごいてまたこの命を好きになろうや
そうやって
大切に生きていこう





エントリ2  回想    石川順一


金曜日は左膝を痛めて壮大に眠る
13時20分頃目覚めてチキンライスを食す

木曜日父のプール案を蹴って
行くカラオケは1時間プラス

再び金曜日の夕暮れ散歩に行かぬのを
私は咎めない。クーラーは付ける

今年はクーラーは付けたら朝まで付けて居る

簾は出された。ここ1,2週間の事だ

父はキャンプへ歩いて行く。毎年の事だ
来年目的地が変わるとは母の言

私はこれを2012年7月28日(土)15時5,6分頃書いているが
姉が風呂場で胎動する。父も夏場に水浴びが増える
アメリカのCrime Photo Scene
と言うサイトを覗く先週日曜日
父と母が結婚したのは1971年12月15日らしいが
何故ジョン=リストはこちらの事情に介在して来るのだろうか

素朴の疑問を抱えたまま今朝は去年歯医者へ行く前に
目撃した太陽の光に透けるとメタリックな緑が映える蜥蜴を
再び目撃した

同じ蜥蜴だ
少し太めで少し長めに見えた
成長したのだろう
必ず最後は暗い所へと消えて行き
消失すること2回
私は先週マンゴーたっぷりヨーグルトを食べたのを思い出していた。





エントリ3  交差    はなもとあお


遠くでともだちの呼ぶ声がする
弓引く
矢の
そのむこうの的をみて

あたらしい服
あたらしい靴
あたらしい帽子
なにもかもがあたらしいなかで
変わらない確かなものがある

いつ
質問が時を超えたのか
わからないけれど


ひかりかがやく青空
わたしは
わからないままの道をゆく









エントリ4  バス停    Tsu-Yo


庭の土を耕して
人差し指で穴を掘り
ヒマワリの種を植えたのが五月

まいにち
土の湿り具合に神経を尖らせ
やがて
いくつかの芽が出ると
お気に入りの芽を一つ残して
あとは全部引っこ抜いた
大きなヒマワリになるよう
適当に肥料をまき
雨が降り続ける六月には
部屋の中からそっと見守った

おなじ時間を繰り返す日々のなかで
ヒマワリだけが変わっていった

大きく 大きく 大きく 大きく

ヒマワリが僕の背丈を超えたのは
八月のはじめ
二本足で立ったライオンのような
ヒマワリに
茎が折れてしまわないよう添え木をして
「アステカ行き」と書いたプレートを掛けると
真夏のバス停ができあがった


おなじ時間を繰り返す日々のなかで
今日もアリたちと一緒に
バスが来るのをじっと待っている