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第22回詩人バトル結果
第22回詩人バトルチャンピオンは、
佐藤yuupopicさん作『改札口』と
植木さん作『喪失』のお二人に決定しました。
佐藤yuupopicさん、植木さん、おめでとうございます!
佐藤yuupopicさんはこれでグランドチャンピオンに王手をかけたことになりました。
なお、ぶるぶる☆どっぐちゃんさんも王手がかかっています。期待してますよ!!
票を得た方もそうでなかった方も、次回でまた頑張ってください。
感想票をお寄せいただいた読者の皆様、ありがとうございました。
参加作者は投票しましょう。
結果一覧
感想票
敬称略
推薦作品「改札口」佐藤yuupopic
感想/擬音の使い方がコミカルでそれが返って切ない気持ちにさせます。
一人になったときの胃のあたりが締め付けられる感じがとても共感できました。
推薦作品「改札口」佐藤yuupopic
感想/途中まで、すっごく淡々と進んでいっているのに、第9連目、突然感情が表れ、切ない。切ない。切ない……。
描かれている情景、そこから現れる感情が、伝わってきました。
よかったです。
水炊きなども、おいしそうでした。
佐藤さんは、出てくる作品ごとによくなっていますね。
推薦作品「改札口」佐藤yuupopic
感想/「無我」「召しませドーナツ」と推薦作で、迷ったのですが、詩的にも表現も推薦作が一番よかったと思います。
推薦作品「改札口」佐藤yuupopic
感想/食事の風景や引越直後の部屋という場を効果的に使って、独特の雰囲気を演出している。上手い、深い、美味しそう、な詩だと思った。
推薦作品「改札口」佐藤yuupopic
感想/一通り読んだ中でこの作品が一番光っていたので、投票します。
その始まりに引き込まれ、そして最後までドキドキに似た気持ちで読むことができました。
淡々とした質素な生活風景から「さびしさ」が漂うのか、作品の纏っている空気全体が「切なさ」「悲しさ」、そしてとにかく「さびしさ」を持っているような気がしました。
そうやって惹き付けておいて、後半で『私』の感情が溢れる。すごくいい効果になっていると思います。
それから、作者がなぜ名前でなく『Tさん』を使ったのか、その意図は考えれば考えるほど出てきそうなのですが・・・とにかく『私』が相手を『Tさん』と呼ぶことで、二人の間にできてしまった距離が感じられて、巧いと思いました。
推薦作品「改札口」佐藤yuupopic
感想/かつて心を通わせた人と、再び会ったときの、かすかな期待感と哀しみがないまぜになった気持ちが、しみじみ伝わってきました。
「おかえりなさい」、て云いたい自分から手、離したくせに、今更どうかしている、と涙ぐんで電車を見送る姿が、目に浮かびます。
推薦作品「喪失」植木さん
感想/とてもリアル。驚く程リアル。なので読んだ後の哀しさも、リアル。
早足ながらも、作り上げた話をしながらも、せめてその時がしあわせだと思える事を願ってしまいます。
木葉一人さんの詩もよかったです。せつなさを、とても上手く表現されるなあ、と感心してしまいました。
推薦作品「喪失」植木さん
感想/佐藤さんの「改札口」と非常に迷いました。
しかし、植木さんの絶妙な行間と想像の余地をいかした言葉選びが、ほんの少し上回っているような気がします。今回はこの作品を推します。
推薦作品「喪失」植木
感想/詩は観念的になるのを避けたいところ。
でも最近のを見ていると、外に出て何かを感じて詩を書く人ってあまりいないように思われる。
その中でも、特に現実的に感じたこの詩に一票。
ラストがいいです。(あ、全体もいいですよ。)
……なんか偉そうなこと書いてしまってすみませんでした。
推薦作品「喪失」植木
感想/今回は、植木さんのこの作品に決めました。
植木さんは以前から非常に注目している作者の一人なのですが、今回の作品を拝見して、やはりその思いは間違いではなかったと確信しました。
個人的なランキングでは(笑)、QBOOKS詩人バトルに投稿している方々の中で、植木さんは五本の指に入る実力者だと思います。絶賛。
推薦作品「Entry31 喪失」植木さん
感想/今回は、ラスト三作が特に非常に心に残りました。
そんな中で、今回の推薦作はEntry31 植木さんの「喪失」です。
映画の中の、主人公の座っているベンチの横を一瞬通りすぎていく通行人のドラマを観ているような、そんな趣があった。
映画の中みたいなかなしいことは現実の中にいっぱい起こって、とてもつらくさせる。
でも、なんとなくゆるい、なぜか笑ってしまうような人物の描き方。植木さんのファンになった。
普通メインにならない人物が主役になるような映画が好きなので、心に深く落ちた。
うまく気持ち伝えられなくてすみません。とてもよかったです。
次点はEntry32 空人さんの「更地」
こういう気分によくなる。
古くなったり不要になって取り壊された建物同様自分自身もいつかいなくなって、忘れ去られることが前提で生きているはずなのに、こんなふうに思ってしまう。
忘れられることがかなしい訳ではないはずなのに、胸にポツンと、ともる不思議な感情。タイトルも好きです。
目的なく散歩している夕方ちょっと前みたいな気分になりました。
あと、もう一作次点でEntry34 ぶるぶる☆どっぐちゃんさんの「ホザンナ」
ロックバンドの解散は、神のレベルの出来事である。
神とロックの関係は密接。みんなみんないなくなってしまう。
後には何にも残らない。ぶるぶるさんの作品は格好よくて特別の速度を持っていて、さみしい。
推薦作品「Entry31 喪失」植木
感想/全作品を読み終えて時間がたってから、印象が記憶に残っていた作品のひとつ。
リズムがよく、簡潔で力強い。
ドラマ性のある題材を扱っているが、感情に流れない描写がむしろ効果的。
イメージが喚起されやすく、映画の一シーンを見ているような感じがあると思った。
推薦作品「ホザンナ」ぶるぶる☆どっぐちゃん
感想/言葉の使い方と、リズムにほれました。
また、個人的にわかりやすすぎる詩はあまり好きじゃないんで……
推薦作品「ホザンナ」ぶるぶる☆どっぐちゃん
感想/「無我」もよかったけど、なぜかこちらの作品に一票。
なんつーか、サブリミナルだけで作った映画って感じがした。
推薦作品「蝿」下圭
感想/わたしはけっこう丸めた新聞紙で解決してきたので、ああ、駄目だったのか、とか思いました。
推薦作品「蠅」下圭
感想/「雪は舞い降りた」と迷った。ものすごく迷った。
短い文で、状況説明も簡潔で、インパクトありました。何作も読んでてもずっと頭から離れなかった。
推薦作品「純愛と犯罪の狭間に」木葉一刀
感想/ストーカーの話ではなかったのですね。
そうはしない、そうできない、やりきれなさが痛いほど伝わってきました。
想いを届けられないつらさを、よくあらわしていると思います。
推薦作品「嘘ばっか」麻葉
感想/平仮名ばっかりで読みづらいなぁと思いながらも読み進めていくと…不思議に詩の世界に、詩の情景の中に溶け込んでいけたんです。
何かいいなぁって思いました。
推薦作品「蛍」道人
感想/暮れの瀬でもあって忙しかったせいかじっくりと読めなかったがために直感だけで。
どこが良いとか聞きっこなしで。
あえて言うなら雰囲気が好き。
昔の日本の田園風景を思わせるから。
推薦作品「蒼い夜明け前」七威
感想/見た目、内容ともにこれが一番気に入って、推したいという気持ちにさせられた。主人公が嬉しそうに走っている姿が目に浮かぶ。
ラストが「嬉しかった」ではなくて、もっと味わい深い言葉だと更に良かった。冒頭も蛇足かなぁ、表現自体は面白いけど、どーなんだろ。
ま、いいや。
次点は植木さんの「喪失」。これがチャンピオンになるんじゃないかな。違うかな。
道人さんの「螢」も上手いと思った。
推薦作品「 『召しませドーナツ』」橘内 潤
感想/生クリームを挟んでいるドーナツが好きです。
でも食べ過ぎると気持ち悪くなるの。
推薦作品「窓。」東郷
感想/短い文なのに凄く情景が想像できました。それに感動的な物語で凄く伝わるものがありました。良かったです。
推薦作品「通じ合えなかった祖母へ」仲川苓斗
感想/仲川苓斗さんの祖母への想いが伝わってきました。
推薦作品「該当作品なし」
感想/今回は推したい作品が無かったので、「該当作品なし」にします。
推薦作品「なし」
感想/ごめんなさい。今回は該当作品無しとさせてください。
ずっと考えてたのですが、どうしても決められませんでした。
ごめんなさい。
でも該当無しって良かったでしたっけ?もしダメならご連絡下さい。
すみません。
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