第27回詩人バトル結果

  INDEX
 エントリ 作者 作品名 文字行数 得票なるか!? ★
 1 香月朔夜  僕のゆく道  6   
 2 遠木道也  ぼくらはみんなうそつきだ  13  1 
 3 詠理  明峰  179   
 4 葉月みか  密やかな内面的愉しみのささやかなる外的露出  2400  7 
 5 若桜満  しんじること。  352   
 6 :空人  青信号、点滅  43  3 
 7 瑠璃  フラッシュ  29   
 8 沙汰  ライカ犬  34   
 9 檸檬ラ  ボトルシップ、出航!  20  1 
 10 棗樹  避雷針(ネオ・ユニヴァース)  47   
 11 木葉一刀(コバカズト)  野生の赤  24   
 12 有機機械  問題もしくは欠陥  15  2 
 13 月見里星維  春のおとずれ  168   
 14 日向さち  眩惑  3  1 
 15 岩田直子  ヌリエ  90   
 16 小松知世  ある一人の天才ライダーに捧ぐ 〜Daijiro Kato  85  1 
 17 小原小也  「尻を見て何思う、卵を塗られた感じだろうか」  15   
 18 宮田義幸  夏の音たち  46   
 19 大覚アキラ  歩く  60  5 
 20 土筆  流れのほとり  26   
 21 凛  おしまいだから大丈夫  25   
 22 五月原華弥  傍ら  10  1 
 23 ヨケマキル  ざわざわ虫が神をたずさえてやってくる  64   
 24 佐藤yuupopic  アタマが冴えて  59  1 
 25 ヒヨリ  責任転嫁  24   
 26 タロ○  流れのままに  0   
 27 ながしろばんり  安心  14  1 
 28 さゆり  春の夕暮れ  17  1 
 29 さと  あたしの2ページ目  339   
 30 あずま  夏の日に・・・  26   
 31 YamaRyoh  今の目標  14  1 
 32 WAKA  ルビー  56   
 33 橘内 潤  『月闇どろ り』  17  1 
 34 ぶるぶる☆どっぐちゃん  咲楽沙  0  1 
 35 IONA  ひこうき  23   
 36 inja  君へ  14   
 37 8148(略)ソラン  写真機に写るもの  39   


おめでとうございます!

第5代グランドチャンピオン誕生! 今回も実力者がその力を見せつけた形になったが、永らく王手をかけたままだった葉月みかさんが、ついに達成。『密やかな内面的愉しみのささやかなる外的露出』。葉月みかさん、おめでとう。復帰してよかったね。ますます読者を楽しませてくださいね。



感想票

推薦作品:密やかな内面的愉しみのささやかなる外的露出
作者:葉月みか
感想:「うわ、やるなあ」の一言。長いし読みにくいけれど、緩まず、最後まで緊張感を維持できた技量に平伏。 次点はヨケマキル氏「ざわざわ虫が神をたずさえてやってくる」

推薦作品:密やかな内面的愉しみのささやかなる外的露出
作者:葉月みか
感想:姿勢として最も自らに対して真摯なものを感じた。
ただ、姿勢は染みてくるんだけど他が。
語もいいし、リズムもいい。構成かな。
こういう感覚直球表出みたいなものは、
あと2回くらい寝かせて見るといいバランスがとれたような。
あ、でもタイトルみると伝えたかったのは姿勢か。うーん。

推薦作品:密やかな内面的愉しみのささやかなる外的露出
作者:葉月みか
感想:葉月みかさんと空人さんと大覚さんとで迷ったんです。
葉月さんのあの勢い。イッちゃってるとしか思えません。いや、出来るなら私も一緒にいかせてほしいくらいだ。
空人さんのあの切なさ。片方には置いていくわけにはいかない荷物、もう片方には大切な人の手。ラスト、漫画で言えば主人公の目が白抜きになってるだろう感じがすごくいい。
大覚さん、私が「君」なら『ぼくの/二の腕に胸が触れる距離を/さりげなく保つことに/ただひたすら/没頭している』よ、間違いなく。さり気なく素敵な詩。
で、すごーーーーーっく迷ったけど、書きたいけど今の私じゃ絶対書けない! と思ったので、葉月みかさんの詩に一票!
みかちゃんヽ(゜▽゜*)乂(*゜▽゜)ノ バンザーイ♪

推薦作品:密やかな内面的愉しみのささやかなる外的露出
作者:葉月みか
感想:一番面白かったので1票!

推薦作品:密やかな内面的愉しみのささやかなる外的露出
作者:葉月みか
感想:気持ちよく読ませていただきました。
私も出来ることならビニール(推定)袋に生まれ変わりたい。
還るところがあるのはいいものです。

推薦作品:密やかな内面的愉しみのささやかなる外的露出
作者:葉月みか
感想:やはりインパクトが強く、勢いがあり、内容自体も面白かったです。
理屈抜きなところがすごく良いと思いました。
次点は大覚アキラさんの「歩く」です。
エンドレスなところに共感。

推薦作品:密やかな内面的愉しみのささやかなる外的露出
作者:葉月みかさん
感想:純粋に、「もういっかい読もう」と思える詩だったので。
すごくいい作品だと思いました。

推薦作品:歩く
作者:大覚アキラ
感想:『ある一人の天才ライダーに捧ぐ 〜Daijiro Kato』
小松知世さん
加藤大治郎選手のご冥福、私もお祈りしております。
二輪はあまり詳しくないんですけど、やっぱりあの事故はショックでした。
あんまり詩の感想にはなってないんですけど、胸が痛いです。
『歩く』
大覚アキラさん
最近の雰囲気のものとちょっと違って、今回はいつもよりも新鮮な作品に感じました。
この詩を読むテンポが、何だか本当に歩いているようなテンポに感じられて、
それに、思わずくすりと笑ってしまうような情景が加わって
すごくゆったりと楽しめました。
こんな二人、というか彼、いいなぁ(笑)
何でもないのと、何も残らないのは、全然違うんですよね。
えっと、今回は大覚さんに一票!

推薦作品:歩く
作者:大覚アキラさん
感想:こんな自然に心の中にストンと落ちてくる作品はまれ。
詩が「何かを伝えるため」とか「自分の世界を具現化するため」
という陳腐な理屈を超えたところにこの作品は存在してるような気がした。
金の取れる言葉たちだと思う。

推薦作品:歩く
作者:大覚アキラ
感想:なんかもう、ズルイくらいに上手いなぁ・・・

推薦作品:歩く
作者:大覚アキラ
感想:「あまりのバカバカしさに」という部分で引いてしまう(バカバカしいのだということに気付かせるべきでないと思う)んですが、幸せな雰囲気が良かったです。言葉がなくても窮屈じゃない関係って素敵だと思います。
次点は木葉一刀さん。なんか懐かしかったです。シンプルな中に木葉さんらしさが詰まっていました。さらに言葉を突き詰めると、さらに良くなると思います。それにしても、どうしてこう、いつも良いタイトルを付けられるのでしょう。羨ましいです。
略さんの作品について、少し。今回の「写真機に写るもの」は情景が必要以上に停滞している感じがして、映像的な作品に合う手法がマイナスになってしまっていると思います。いつもと比べて、言葉への拘りもあまり感じられませんでした。応援している身としては、ちょっと寂しいです。本調子ではないのでしょうか。もっと作者の想いが感じられる作品を期待します。

推薦作品:歩く
作者:大覚アキラ
感想:歩いているとき、そんなこと考えてるかな?って思ったり。

推薦作品:青信号、点滅
作者:空人
感想:全作品を読んで、この作品の世界観が強く印象に残りました。
うまく言葉に出来ないけど、いい詩だと思いました。

推薦作品:青信号、点滅
作者:空人
感想: なんとなく、好きな作品です。こんなのが書けるようになったらいいなと思いました。

推薦作品:青信号、点滅
作者:空人
感想:青信号がさまざまな人生をかぶせるといろんな色に見えてくる。軽重の差はあっても人生は重い。何も持たなくてよい鳩が羨ましい。点滅は警告。バイブルに出てくる鳩は聖霊か。諸人よ、聖霊を浴びて飛べ! 垂れ込める暗雲を引き裂き、その先の蒼穹を目指して飛べ!

推薦作品:問題もしくは欠陥
作者:有機機械
感想:有機機械 さんの「問題もしくは欠陥」を推薦します。
僕を非常に身近に感じた。
「猫がおいしそうにそれを食べている姿を見て、
いつかはそんな希望の光が僕をも照らしてくれそうな気がする。」
ここが、鼻のつけねがツンとするような感じで特に好きです。
自分の中にある、何かと響きました。目の奥がぎゅっとなった。
自己満足だとしても、それでもいい。
他に印象的だった作品は以下です。
「密やかな内面的愉しみのささやかなる外的露出」
葉月みかさん
描かれているモチーフは全然好きじゃないのに
何度も読み返してしまう強い力を感じた。
「青信号、点滅」
空人さん
渡れなかったら無理しなくていいよ、
大丈夫、他にもやり方も道もあるよと
いってあげたくなる。
「ボトルシップ、出航!」
檸檬ラ さん
自分とは全然表現方法が違うけれど惹かれる。
悩み迷ったことも、清々しい。
力に満ちた、心があたたかくなる詩。
「避雷針(ネオ・ユニヴァース)」
棗樹さん
タイトル好きです。存在が切なくて、避雷針昔から好き。
銀色の光が美しい。自分はこういう飛び方はしないけれど
あなたの飛び方、誇らしくなる。
「ある一人の天才ライダーに捧ぐ 〜Daijiro Kato」
小松知世さん
本当に辛かったですね……
書かずにはおられなかった、小松さんが愛しいです…。
「歩く」
大覚アキラさん
読む度に一緒に歩いてしまう。うれしくなってしまう。
隣でいろいろ考えて自分の思考のバカバカしさにニヤリ。
わかるなあ。こういうのしあわせ。
「おしまいだから大丈夫」
凛 さん
タイトル好き。最後の連好き。
「大丈夫。
ルームミラーのスローモーションは追いかけてきやしない」
ここ好きです。
「写真機に写るもの」
8148(略)ソラン さん
視線がレンズというイメージが好き。
いつも作品を拝見して思うけれど、
イグチさんにもともと備わっている感覚自体が
たぶん好きなんだと思う。

推薦作品:問題もしくは欠陥
作者:有機機械
感想:猫に餌やっても解決しない問題。
なんていうか、今回のバトルで唯一心にずしっときました。
そんにゃこと、いわにゃいでー!
全体的に言葉の精度が甘く、ちょっと斜め読みすると主題がずれて見えそうですが(ていうか私自身正しく読めてるか不安ですが)タイトルで、わたし正しく読んでるよな、と一応安心してみたり。ていうかまあ、どのように書かれているかでは無く、どのように読むかですよね。今回のバトルつまらないなあ、と斜め読みしていたのに、このフレーズでぱっと立ち止まったのは事実ですから。

推薦作品:『月闇どろ り』
作者:橘内 潤
感想:選んだ言葉一つ一つの持つリズムがとても気に入りました。

推薦作品:眩惑
作者:日向さち
感想: 伝えたいコトをキッチリ伝えようとする姿勢に好感が持てる。言葉の選び方も丁寧。なのに、なぜこのタイトルなんだ。なぜだ。タイトルだけは砂をかむ思いの読者である。
 でも、こういう作品がもっと評価されるようになれば、全体のレベルももっと上がるのではないかしらん。
 次点として葉月みか。あのテンションでよく書ききった。
 佐藤さんは言葉崩すにしても確信犯だから気持ちイ。む。

推薦作品:今の目標
作者:YamaRyoh
感想:毎回そうだが、必ず誰かの詩のどこかに私自信が隠れている
ウォー○ーを探せじゃないけど、一発で見つけるときも在れば
何度か読んで見つけるときもある。
だからと言っていつもその作に投票している訳じゃないけれど
現在の私の時の流れやスタンスを詠っていたのが
この作品。
酔生夢死的な数ヶ月を送っている私にとって
活の入るものだったからだ
その他気になったのは
安心 ながしろばんり
ざわざわ虫が神をたずさえてやってくる ヨケマキル
ヌリエ 岩田直子
自分なりの作へ対しての解釈が辿り付かなかった作品たちでもあるが
一ヶ月の投票期間の間、投票のことを考えるたびに
頭の中をモヤモヤと霞掛けてくれたのがこの3作
未だに気になって仕方ない
が、時間がきてしまったので今回は 今の目標に一票

推薦作品:傍ら
作者:五月原華弥
感想:シンプルな願いのようで実は誰もが一番に感じている願いだろうと思いました。
素敵な詩なので一票入れます。

推薦作品:ボトルシップ、出航!
作者:檸檬ラ
感想:小さな冒険心を感じました。

推薦作品:安心
作者:ながしろばんり
感想:中だるみ感のある詩が多いと思われるが、その中で異彩を放っていて面白い。

推薦作品:ある一人の天才ライダーに捧ぐ
作者:小松知世
感想:詩としてはどうなのかは解らないけど、気持ちが揺れました。
僕も彼はすごく好きでした。無邪気な笑顔と真の強さを持った人でした。
気持ちはよく伝わってきました。

推薦作品:ぼくらはみんなうそつきだ
作者:遠木道也
感想:先ず何より、分かりやすかった!
ひらがなばっかなのに 何故か読みやすいしだから、こんかいは是に一票っ!

推薦作品:咲楽沙
作者:ぶるぶる☆どっぐちゃん
感想:錆びた線路、そして「あたし達」の存在そのものにすごく共感を覚えた。哀愁でもなく、希望でもなく、ただただ前方に広がる線路と桜が、すごく印象的に響いてきた。

推薦作品:春の夕暮れ
作者:さゆり
感想:日常の中の非日常が頭に浮かぶようで、
ささやかながら幸せな気持ちになりました。

推薦作品:アタマが冴えて
作者:佐藤yuupopic
感想:なんだかんだいって、今回は結構豊作だったのではなかろうか。
常連(この言葉、正直なところ大嫌いなんだけど)の方々の中にも、これまでのスタイルを壊して、新しい試みに挑戦する姿勢も伺えるしね。
では、まず良くも悪くも気になった作品に簡単にコメントを。
今回は敢えて残虐モードで。悪意に満ちているかのように見えて、実は愛に満ちたコメントなので、お気を悪くなさらないでくださいな。
コメントのない作品は、コメントする気にもなれないってことで。
■ぼくらはみんなうそつきだ/遠木道也
あとひとひねり欲しいところ。中学生の替え歌レベル。
■明峰/詠理
情景が浮かぶ。これは、これで完成形。
ごちゃごちゃ言うまわりの意見は無視すべし。
■密やかな内面的愉しみのささやかなる外的露出/葉月みか
よくがんばりました。でも、それだけ。
この作者の良さは、もっと自然体で詩に取り組む時にこそ発揮されるのでは。
■青信号、点滅/空人
暗いなー。なにか悩み事でも?
チャンピオンになってから急激に減速してないですか?
■ライカ犬/沙汰
これまた暗いなー。なにか悩み事でも?
■ボトルシップ、出航!/檸檬ラ
ボトルシップについての説明は不要では?知らない人っているの?
■避雷針(ネオ・ユニヴァース)/棗樹
挑戦しようとする姿勢は伺える。悪くは、ない。
■野生の赤/木葉一刀
美しい。でも、あまり好きな類ではない。
■春のおとずれ/月見里星維
地球と書いて「ほし」と読ませるセンスにはどんなに我慢してみても共感はできない。
■眩惑/日向さち
この種の詩には、もっと読者に突き刺さるものが必要。
届いてくるものが薄っぺらい。日記レベル。
■ヌリエ/岩田直子
意味があるようで無いようなタイトルが魅力。
次回作に期待してみたい。
■ある一人の天才ライダーに捧ぐ 〜Daijiro Kato/小松知世
詩人バトルという土俵とは、もう無縁のところにある“想い”。
共感できる理由が私にもあるので、これはこれで良い。
■「尻を見て何思う、卵を塗られた感じだろうか」/小原小也
タイトルはおもしろさを感じるが、内容は無思慮かつ凡庸。
■ざわざわ虫が神をたずさえてやってくる/ヨケマキル
この作者は詩作を楽しんでいるのが伝わってきて心地よい。
もう一歩踏みこんで次のステージに上がった時に、つまらなくなるか、大化けするか、興味深いところ。
■アタマが冴えて/佐藤yuupopic
たぶん、言葉が後から後から湧いてくる、そんな状況から産まれた詩なのではなかろうか。
独特のドライヴ感がある。
■安心/ながしろばんり 酷い言い方をするならば、便所の落書きレベル。
ただ、ただならぬ気配のようなものは感じる。次回作に期待。
■あたしの2ページ目/さと
タイトルは「あたし」なのに、なぜ本文は「あたい」なのか。
そこが最後の最後まで引っ掛かる。
全体的にはいい線まで行っている。
■今の目標/YamaRyoh
この場で、「だから自分で目標定めて己の足で歩むべし!」
なんて吠えられても困るっちゅーの。
そういうことは日記にでも書いときなさい。
■『月闇どろ り』/橘内 潤
文字間の意図的に挿入されたスペースの、その意図が不明。
■咲楽沙/ぶるぶる☆どっぐちゃん
正直なところ、今回はかなり失望させられた。
チャンピオンの座について、双六の“あがり”状態か?
■写真機に写るもの/8148(略)ソラン
前作しかりなのだが、この作者の描く世界は、70年代ジャパニーズ・ポップスの世界の匂いがする。
コメントは以上。
で、投票は、
アタマが冴えて/佐藤yuupopic
に決定。

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