Q書房トップ

詩人倶楽部

第3回詩人バトル
poem17

海へ

作者 : 野村晋 [ノムラシン]
Website :
総てを焼き尽くす
憎悪に燃える太陽

止めどなく流れ落ちる汗

1%の余力も無い抜け殻

黒い地面を虚ろに見詰め
永遠の労働を想い
決して安楽では無いだろう未来を想い
アスファルト深く沈みゆく

排気音

     クラクション

 足音

     笑い声

ふと見上げると
乱立する四角の隙間
遥か高く
澄み渡る青色が広がる

そうだっ
今度の日曜
彼女を誘って海へ行こう
彼女に新しい水着を買って
そうだっ
海へ行こう






インディーズバトルマガジン QBOOKS
◆Q書房に掲載の記事・写真・作品・画像等の無断転載を禁止します。
◆投稿された各作品・画像等の著作権は、それぞれの作者に帰属します。出版権はQBOOKSのQ書房が優先するものとします。
◆リンク類は編集上予告なくはずす場合がありますのでご了承ください。