第24回中高生1000字小説バトル全作品
#作者題名文字数
1加賀 椿女神のアンケート1000
2関口葉月モノクロガール1000
3佐輔半年、テキトーに頑張った。1000
4水葉けいデジタル、べたー、ざん、アナログ?997
5でりらWhat do you think of this girl?819
6 本作品の掲載は終了しました。
7詩音もうひとりの私。1000
8左右田紗葵*†*†*† talking with snow1000

Entry1

女神のアンケート

加賀 椿
http://members5.tsukaeru.net/rayna/ 朝凪村
文字数1000


「森下君、もうやめなよ」
 平野優里が言った。掃除当番を代わってもらっただけなのに。
「いいじゃん。嫌がらないんだからさ」
「そういう問題じゃない!」
 真剣な表情で優里は言う。今となっては、俺に意見を言えるのは彼女だけになってしまった。

 一週間ほど前の事だ。俺は優里と学校から帰っていた。すると、女神が現われたんだ。
「人間の事をよく知るために、世界中から何人かの子供を選んで『願いが一つかなうなら何を願うか』というアンケートをとっています」
 と、その女神は言った。謝礼は、その願いをかなえてやる事だそうだ。夢かと思った。だから、優里もいた事だし格好をつけて、こう願った。「誰からも好かれるように」と。

「好き放題やりすぎだよ。今は許されていても、魔法が解けた時どうなるか分かんないよ」
 帰り道、優里は言う。
「魔法が解ける? そんな事あるのかよ」
 俺はなるべくふざけた口調で言った。
「ずっと解けないなんて、女神様言ってないでしょ。もし世界がほしいって願う子がいたら? まさかそのままかなえてあげるとは思えないよ」
 血がすっと引いた気がした。解けたらどうなるのだろう? 今まで俺がわがままやったのは、何をやっても嫌われなかったからだ。もし……もし解けたら?
「はっ、何言ってんだよ。俺の願いはそんな大それたもんじゃねえって」
 無理をして強がった。
「将来、総理大臣とかなれるかもね」
 優里は皮肉たっぷりに言うと、立ち止まった。目が涙で潤んでいる。
「前の森下君はいい人だったのにな。何でこんなに変わっちゃうんだろ。私、森下君のために言ってるんだよ!」
 優里は走り去って行った。

 夜、俺は女神に祈った。魔法を解いてくれるようにと。
 明日どうなるか、考えただけでも恐ろしかった。だが、解けるまでの時が長引けば長引くほど大変な事になる。
 優里は本当に俺のためを思ってくれていたのか? 疑問がわき上がって来た。彼女だって、魔法にかかっていたはずだ。他の奴等と違って俺に意見を言えたのは、女神の事を知っていたから。
 でも、それでもよかった。魔法が解ければ、本当の事が分かる。何だか眠くなってきて、俺は目を閉じた。夢の中に、あの女神が出て来た。
『実はあの願いは、本人が後悔した時に解けるようになっていたのよ』
 ああ、よかった。じゃあ解けたんだ。
 朝、俺は母親に叩き起こされた。これはいつも変わらない。学校に行くのが、楽しみだった。

↑TOP

Entry2

モノクロガール

関口葉月
http://haduki0.fc2web.com/ JackpoT
文字数1000


「あのひと、学校やめたんだって」

言葉を、一瞬 飲み込めず。
間の抜けたような疑問詞を返すと、自分と同じ
白と黒の制服をかっちり着た彼女は繰り返した。

「だから、学校やめたんだって。」

そんな感じだったよねー、と、別の少女が口を挟む。
同じクラスにいたはずの茶髪の少女は、もういない。
…気が遠くなりそうだった。

「やめてくれて良かったよねー」
「そうそう、気持ち悪いよね、あの人」

同級生達の会話が右から左へ通り抜けていく。
彼女達の口が動くのを、どこか呆然とした表情で見つめるしか出来ない。
白と黒しかない光景は、モノクロームの映画のようだった。

自分と似たような顔と髪型をした彼女達は
まるでモノクロ写真のようで。
その声は無声映画のように、遠くに聞こえる雑音のように通り過ぎていく。

『あのひと』が、フラッシュバックした。

薄い、長い茶髪。
短いスカート、はだけたブラウスに透ける赤い下着、
ピンクのメイク。

(……もう、見られない?)

モノクロ写真に落ちた虹色の絵の具みたいな、
ただひとり 鮮やかな彼女。

ただひとり、綺麗な。

陽に透けて金色に光る髪とか、
授業中に寝ているときの猫みたいな仕草とか、
自分を批判する人間への強い眼差しとか。

(…もう、見られない。)

ただひとりの自然色。

彼女のようになりたかった。
違いすぎる、決して近づけない存在に、
モノクロなんかじゃない彼女に、憧れて憧れて憧れて――……

彼女に なりたかった。

「ね? あんたもそう思うでしょ?」

不意に自分に向けられた言葉に、引き戻された。
モノクロームの住人達の、自分と同じ答えしか認めない問いかけ。

「あんな人、いなくなってよかったよね」

同意を求める言葉。返事を促す声。

…自分と違うからって?
それだけで、自分と違うってだけで、その人全部を否定するの?

あんた達なんかより、彼女の方が
ずっとずっと素敵だった!!!

(――それなのに)

「だよね。私達まで同じように見られたら迷惑だし」

どうしてこの唇は、同意の言葉を紡いでいるのか。

「ああ、それ言えてるよね。なんつーか同レベルと思われたくないよねー」
「うわ、きっつー!」

どうしてこの顔は、笑顔を作っているのか。

制服は規定通りに着ているし、髪だって真っ黒のままで。

彼女に憧れていながら、この子達を卑下していながら、
どうして私の態度は変わらない?

どうして 実行に、移さない?

少ししてから気が付いた。

そういえば、私もモノクロームの住人だったって。

↑TOP

Entry3

半年、テキトーに頑張った。

佐輔
文字数1000


 入部を決めた。
 陸上部に。 
 幼馴染は笑う。「何を今更」 全くその通りだ。
「走るだけだ。こんなのカルイ。ただの冗句。気紛れだ」
 なんのことはない。目当ては女子マネ。とびっきり可愛い子。
 放課後、屋上へ続く階段のおどり場で、立ち昇る二本の煙草の煙を見ながら言った。

 壁を殴った。
 煙草を握りつぶした。
 それから家を飛び出してでたらめに走った。
 最初は海を目指した。けれどもやっぱり体はついていかなくて、駅前通りで引き返した。
 じんじんと耳元を血が流れる音がして、身体が重かった。
 なさけなかった。くやしかった。格好悪かった。最高に格好悪かった。
 ゆきかう人の視線は訝しげで、ジャージ姿でゼイハアしている俺の横を、なにも無かった様な顔で迂回して流れていった。
 畜生。
 畜生。
 畜生。

 今までサボっていた、基礎練習にすらついていけなかった。
 すぐに疲れてまともに体が動かせなくなる。
 無理をすれば、でも、それでも一時間が限界だった。
 冷や汗がとめどなく流れて舌がガサガサだった。
 タイムは計れば計るほど落ちていく。
 くやしかった。くやしかった。

 シュウトは立ち止まった。
 放課後の自主練。始めてから夕日はほとんど傾いていない。
 ノドの奥から細い息を深く一度、あとは切れ切れに細かくあえいだ。
 ああ畜生。
 誰も聞き取れない掠れた声だった。
 畜生畜生畜生。
 息がおちついてもいないまま、なんどもなんども繰り返すからそのうちに酸素が足りなくなって、しまいには胃の中身を吐き出すほどに咳き込みながら、それでも悪態を吐いた。
 大馬鹿野郎だ。
 だくだくだくと、鼓動にあわせて伝う汗とこめかみが動く。
 動く、機能という機能の全てがひどく乱れていて、それをシュウトはなさけないと、不甲斐無いと、呪っていた。
 ひたすらに嘆いていた。
 いつまでもシュウトの荒い呼吸はおさまらなかった。
 簡単なことだった。
 持久力と気管支が面白いくらいにやられている。
 中学の頃からの喫煙癖の賜物だった。全部。
 走るのは面白いかもしれない。
 そう思った矢先だ。
 もっと練習すればもっと速くなるかもしれない。
 彼女に振り向いてもらえるかもしれない。
 なのに。

 退部届けを出した日に幼馴染をつかまえて、泣き喚いた。
 小さな汚らしいプライドさえ守り通せなかった。
 いつもこうだ。気付いた時には遅いのだ。いつもいつもこうだった。
 最高に格好悪かった。

↑TOP

Entry4

デジタル、べたー、ざん、アナログ?

水葉 けい
文字数997


「ねぇ、どうして手紙なの?」

目の前に座った彼女が聞いた。
一緒に暮らし始めて随分と経つが、そんなことを聞かれたのは初めてだ。
「どういうこと?」
「だから、どうしてメールじゃなくって手紙なのって聞いてるの」
携帯のボタンを打ちながら彼女は言った。
「今は世の中便利になってるんだからさ、わざわざ文字を書くことないじゃない」
「いいだろ、別に。こういう世の中だからこそ、手書きのがいいんだよ」
「へぇ」
僕の返事を聞いて、彼女は鼻で笑う。

「相変わらずアナログ主義者ね」

そして、僕がつけている腕時計を指差す。
「ほら、それだってアナログ」
自分のデジタル時計を指差して彼女は言う。
「読みにくくない?」
「父さんがくれたんだ」
「私もこれ、お父さんにもらったの。うちのお父さん、ご存知のとおりデジタル好きだもの」
うちの父さんは、アナログ好きだ。
古いものが好きらしい。
「…だから君と僕の父さんは、仲が悪い」
「でもその子供たちはこうして一緒に暮らしてるのよ」
なんか変よね、と笑いながら、彼女は送信ボタンを押した。
僕も父さん宛の手紙に切手を貼った。

家を飛び出したのはいつだったか。
ネジだらけの部屋に飽き飽きして。
そこで、彼女に会った。
彼女も、機械だらけの部屋に飽き飽きしたって。

意気投合した僕らは、一緒に逃げた。
父さんたちには手紙とメールを定期的に出す。居場所を教える気は無い。

ゴロゴロと、外では雷が鳴り始めた。

「やだ、雨になるかも」
彼女が顔をしかめる。
僕も彼女も、雨は嫌いだ。
「ま、仕方ないか。夕飯、食べよっ」
その言葉に、自分が空腹だったことに気がついた。
そういえば、なんだか体の動きが鈍い。

冷蔵庫に向かおうと立ち上がったそのとき。

ピシャーンと大きな音がして、僕は思わず耳をふさいだ。
どうやら、近くに落ちたらしい。

「すごかったね」

彼女の方を振り返る。
彼女は返事をしなかった。そして、動かない。

「…またフリーズ?」

僕はため息をついた。
「この前もこんな風になったじゃないか…」
彼女のシャツをめくり、背中についているスイッチを入れなおす。
ビーという音とともに、再起動が始まった。
しかし、動けるようになるまでにはまだ時間がかかるだろう。

僕は冷蔵庫から機械油をとりだした。
そして、自分の腹にある、管につなぎ、自動くみあげのネジを回して終了。

「…なんでも、デジタルが良いってわけじゃないよな」

まだ動かない彼女を見ながら、僕はぼそっと呟いた。

↑TOP

Entry5

What do you think of this girl?

でりら
文字数819


 彼女は泣いていた。
「助けて、助けて、結婚なんかしたくないの、たすけて」
 長い髪を涙で頬にべったりと張り付けて、懇願する。
 大きな瞳が涙がより一層劣情をそそる。
「イヤなの、結婚なんてしたくないの」
 たすけて、もう一度言った。
 どうすればいいのだろうか、迷いながら彼女の背を撫でる。
「お見合いなの、おとうさまが」
 こほこほと、せき込みながらそう言った。
 喉が渇く、彼女の父は自分の雇い主だからだ。
 彼女はその娘、考えもつかぬ程に大切に育てられた娘。
「断ることは」
「出来ないの、できない、できない、私には、とても」
 女にしかできない座り方で、床に足をぺたりとくっつけて、泣いた。
 泣いている。
 彼女は私にすがりつく。流す涙で私のシャツが濡れ、捕まれたネクタイが歪んだ。

「たすけて」
 最後に、そう言った。
 ベットの中で。

*********************************Are you ready for the second stage?

 彼女は泣いていた。
「なぜ、彼がこんな事をしたのか解りますか?」
 彼女はいやいやをするように首を振った。
「わかりません、っ……」
 泣き出した。
「こちらにも少しも解らないんですよ……貴方のおとうさまは彼と貴方の結婚を?」
 彼女は俺を見上げて、言った。
 椅子に行儀良く座っている彼女をとても可愛らしいお嬢さんだと思う。
 涙で瞳が揺れている。手に持った白いハンカチにそのしみが。
「えぇ……考えていて、私に殺される前日に」
「貴方におっしゃった……彼のことはどう思っていたんです?」
 彼女はハンカチを鼻の下にあてた。
 少し、下を向く。彼女の白く大きなリボンが、ゆれる。
 ハンカチを鼻の下から外し、握りしめる。
 視線はまだ、下に。
「とても、いい人だと思っていました」
 彼女は知っていて過去形を使っているのだろうか、過去形を使われた男は、未だ逃走中だ。
「助けてください、たすけて、彼が怖い、たすけて」
 俺をまた、見上げた。

「たすけて」
 最後にそう言った。
 ベットの中で。

↑TOP

Entry6

※本作品の掲載は終了しました。ありがとうございました。

↑TOP

Entry7

もうひとりの私。

詩音
文字数1000


めんどくさい事は大嫌い。
もうひとり自分がいればいいのに・・・。
楽しい事だけ自分がして、嫌な事はすべてしてくれる自分がいればいいのに。

そう願ってしまったから・・・もうひとりの私が現れたのだ。

「由希。私、今日学校行きたい。」
同じ顔なのに、自分も”由希”なのに、私の事を『由希』と呼ぶもうひとりの私。
ある日、もうひとりの自分が欲しいと願ってしまった為、現れた由希。
嫌いな授業が多い日は全部由希に学校に行かせる。
宿題も、お使いも買い物もすべて由希。
一言も文句を言わず黙々と私の言った事をしてくれる由希。
その分私は、好きなだけ本も読んで自分の時間を楽しんでいる。
気づけば、由希が毎日学校に行って、
その日の出来事を話してくれる。
『今日は、まぁちゃん達とプリクラ撮ったんだ』
私が知らない新しい機種で新しい友達と写ってる由希。
私が学校に行った時は、一言も話した事もない友達。
近くで話を聞いていると私の好きなアイドルの話をしてて、
一緒に話したいなとずっと前から思っていた。それをもうひとりの私が叶えた。
『今日はね。』
『今日はね。』
由希に貸していたはずの私の制服。今ではもう、由希の制服になっている。
前から楽しみにしていた文化祭。準備は嫌いだけどお祭りは好き。
『文化祭の準備がんばってるんだよ』あまりにも由希が楽しみにしてるから
”文化祭の日、私が学校行っていい?”と言えなかった。
学校の先生も友達も、私より”由希”が好きなんだ。
そう考えると学校生活はすべて由希に譲ろうと思った。
家族だけは私を見ていてくれる・・・そう思ってた。
『由希、この前のテスト良かったから服買ってあげるわ』
母の声が響いた。勉強したのもテストをしたのもすべて私じゃなくて由希。
家族ももうひとりの自分に取られてしまった。
『今日ね。坂部君に告白されたんだ』学校に帰ってすぐ由希が私に報告した。
とうとう、私は好きな人まで盗られてしまった。
”由希、坂部君好きだったもんね。良かったね。”と笑顔で言ってくれてるけど
坂部君が好きなのは私じゃなくてもうひとりの私。
みんなみんな、私を見てくれない。
もうひとりの私に居場所を盗られた私。自分が願ったはずなのに・・・情けない。
「ごめん。私の居場所返してくれる?」
由希は笑顔で”がんばって”と言って消えてくれた。
由希の行動はすべて私の為だったとはじめて気づき、涙が出た。
もう逃げないで自分でする・・・流れた涙にそう誓った。

↑TOP

Entry8

*†*†*† talking with snow

左右田紗葵
文字数1000


 お菓子のような色に髪を染めた人間を見ながら言う。
「ああいうの嫌い。残酷な行為で興奮して、没頭してるから。」
横を歩く半田は頭一つと半分くらい上の高さから返事をする。
「モラルも何も無いよな。ああいう風になるなよ」
なるわけないじゃん、苦笑しながら言う。
「同じ組の岩崎って子ね、とうとう子供生まれるから入院だって」
機械みたいな顔をした返事が返ってくる。
「馬鹿な奴ほど生産的だね」
 非生産的に生きるから何もしない。
 細かくて、水分の多い雪が降ってくる不透明な白い空。ねずみ色のダッフルコートには雪がくっついてところどころまだらな水玉模様がついてる。
黄色いヘルメットのおじさんたちが交差点の歩道寄りのところを舗装している。飛行機のエンジン音のような音とともに炎をだしてバーナーは木炭色のアスファルトを焼く。そこだけ雪が降っていないように見えた。炎は噴射され続ける。向こうの透ける赤や橙や紫や青の炎。黙々と鋤のような道具でアスファルトをのばすもう一人のおじさん。道路を隔てた向こう側ではトラックに積んだ炭色の何かを均しているおじさん。
会話がない師走に雪も忙しげに降る。
 黒いランドセルを背負った7歳くらいの男の子は息をのんで、ただ無心にかじりつくように道路を焼く炎に見入っていた。幼い心は炎とおじさんたちの無機質なつよさに心をひかれたのか。クリスマスまであと十日。
 家路へ向かう横を車が通る。うろんな走りの車はとけた雪を白い靴下にはねた。残酷な灰汁色のしみが清潔に白くした靴下に広がる。ひんやりと水の感覚。
「わざとだ。」
小さい声で呟いて振り向き、犯人の車を睨んだ。わざとなら睨み返されなきゃその行為は楽しみにも何にもならないでしょう。優しい優しいおもいやり。
 半田の口の中にはオレンジ味の飴が入ってる。飴を口の中でもてあそぶ音がする。半田の舌と飴が遊ぶ、水っぽくて、細かい「からころ」という音。人の口の中にある食べ物を奪いたくなるのは昔からの気味わるい癖。口移しで飴をもらうっていうシーンを映画か何かで見て、不潔さに憧れた。ずっと実行する機会を狙っていた。
「そのあめ、ちょうだい。くちうつしでいれて。」
開いた口の中を指差した。息が白くなって吐き出される。
「やだ」
 非生産的に生きるから何もしない。潔癖性で完璧主義の半田は甘い付き合いなど求めない。虚言癖があって全ては感覚のみあればいいと思っているから少し悲しい。

↑TOP

TOP バトル会場 中高生1000字小説バトル