第11回タイマンバトル、開票開始――







感想一覧

MAO


テンポ感が良くてすんなりと読めた。話そのものもかなりの出来映えだった。

越冬こあら


わけわかんないけど、面白かったです。

MAO


どちらも面白かったですが、越冬こあらさんの作品のほうが整理されていなく て、読むのが辛かったです。なので55対45でMAOさんの勝ち。でも、好勝負でした。

MAO


感想と言うか書評と言うか…まぁそれぞれに

越冬こあら氏
一言で言ってしまえば未熟!
不条理を書きたければ不条理部分以外で常識的な突っ込みをされないようにしましょ う。
そしてなんの脈絡もなくキャラ変わり過ぎです。かなり悩みました。
でもって文章に切れがない。妙にだらだらしてて、実は3行ほどで嫌になり…げふげ ふ んでまぁいくつか突っ込み
>半年ほどの療養生活が二回繰り返され
どのくらいの間に2回かがわからない。骨折しただけでも半年入院したりしますし。
重さを伝えたいと思うのですが、伝わりません。
>葬式の段取りやら後始末に追われ、その後の生活を続けるうちに、ジーパンの事な どすっかり忘れ去っていた。
療養期間中に忘れ去ってませんか?
>夫に比べれば随分と現代的な体型だが、寸法直しくらい嫁がやってくれるだろう。

ジーパン生地って普通の布よりずっと生地が厚いし硬いです。普通の家庭でできるも んかな?それに夫よりも正司さんの方が細いと言いたげですが…ベルトで事足りるん じゃん?
>今日も休日出勤だというのにブレザー姿で出掛けていった。
休日出勤でも背広じゃないといけない会社もあると思うんですが?それにブレザーに も色々あるような気がしますが?
>「お義母さんが片付けをして発見し、正司にやろうと思って、正司が家に持ち帰 り、箪笥の肥やしが増える」という一連のジーパン物語
本文では最初に片付けをして見つけたのは正司で、もって帰ったのは嫁さんと読める んですが?
>「お袋も歳だから仕方がないさ。最初にジーパンを見つけて俺にくれたことがよほ ど印象に残ったんだろう。もう一度そんな話がしたくて、自分でジーパンを買ってき たんだ。傑作だなあ」
片付けして見つけたんじゃなかったんかい…。
>本当に何かの贈答品の様に「美味しく頂いたじゃない」と答えられたらいいのだが …… そうだ。
流れが唐突過ぎます。強引過ぎ。
この後は何処から突っ込めばいいか悩むので放置します。(お

MAO氏
落ちが以外だし、ジーンズの使い方の意外性が笑いました。
ただ、ジーンズってのが遠い気がするかな…。話し知らないとジーパンのことだって わかんないし。
それに読みなれない人にはちょっととっつきにくい感じの文章かもしれない。
でも文章自体はすっきりしてて読みやすい。
ちょろっとしたアクセントも効いてて好きです。

MAO


いやしかし袴をジーンズと言い張る力技というかひねくれ根性というか天邪鬼、 そりゃ違うだろう。野営の布幕がジーンズになったからって番傘は紙だしごわご わしてるし、共通点といったら日常生活用品で幅があるくらいなもので。とはい えジーンズははくものであって食うものではありません、一回もはかずに食っち まった正司よりも何だかんだではいた小十郎が偉い。折りしも六月、傘の季節で すなぁと。

MAO


あのインチキ時代劇風なところが、落語みたいで
面白かった。

MAO


 ジーパン? ジーパン?? という疑問は残りましたが、やはり、ソツなく 面白かったので。こあらさんの作品は、読中、視点保持者の切り替えにちょっと戸 惑ったのと、読後「これは狂気なのかホノボノなのか……?」と自分の中の置き場所 に困ってしまったのが、選べなかった要因といえば要因です。

越冬こあら


 書き慣れている筈の二人なのに、何故だか読みづらさがあった。
 MAOさんは、時代劇風語調がはまりきっていない。
 こあらさんは、シーン転換があると思われる場所に行開けがない。
 ――ので、この辺はタイとして。

 こあらさんの方が上手く出来てんですよね。結局のとこ。
 ジーパン喰うなよ! あとババアも!
 MAOさんの方も、決してつまらないわけではない。
 父親似の嫁とか、傘とか、ビジュアル的にとても滑稽。
 カラカサ化けはつくも神なので人間が化けるのではないのでは、というツッコミどころもあるには あるけれど、それは気にならないぐらいに面白いです。

MAO


こあらさんの作品については、ラストでの捻った展開が面白い。ただ普段1000字ばかり書いているからだろうか、テンションが少し低いように感じてしまった。
MAOさんの作品については、時代考証なんのその、草枕まで飛び出しての遣りたい放題。完璧にお笑いとして書かれている文章だ。確かに時代劇に使われそうな言葉や表現も出てはくるが、敢えて洒落として使用しているのが面白い。
結論は、こあらファンとしては、悔しいけれど、作品の完成度(テンションの持続性)で、MAOさんの勝ちとしたい。

越冬こあら


越冬こあらさんに一票。
いや、だってこっちのが面白いもん。ジーパンを食べるっていう発想もあんまりないと思うし。
MAOさんのは、ジーパンが出てくるまでが長すぎると。
武士とジーパンという組み合わせは面白いと思うけど、最初から「きっとこいつが最後にジーパンをはくんだ」という予想がつきました。
読んだときの衝撃度がこあらさんのほうが高かったです。

MAO


作品の完成度、内容としては両者とも甲乙つけがたいものでした。
ただ、MAO氏の時代劇ものは、当方にとっても実に新鮮であり かつインパクトがありました。

MAO


「ジーンズ」というテーマだと現代劇という
イメージですがMAOさんの作品はそのままではなく
時代小説風だったのが好印象でした。
最後の台詞が印象的でこの決闘の行方が気になりました。

MAO


文章表現のきめ細かさを感じました。

MAO


MAOさんのを「決斗傘時雨」を推薦します。
セリフのテンポがよくて、面白いです(^^

MAO


MAO。時代がかったセリフの作品は読みにくいものが多い中で、読みやすかったし、面白かった。

MAO


面白かったから。

MAO


千枝のキャラが立っていて面白かった。
越冬コアラ氏の作品はいまいちよく判らなかった。

MAO


最初、シリアスな時代小説のようになるのかな、と思 ったら、予想外の転回で、面白かったです!

MAO


幕末時代ファンの私には、時代劇っぽい表現のこの作品の方が好感をもてた。

MAO


『落語』と言う名の小説、見事でした。
まあ、ツッコミどころはたくさんありますけど、その辺は直接会ったときにでも ネチネチ言うことにします。
対するコアラさん。
すこし情報を詰めすぎたかなーっと。
リズム的に、MAOさんのほうが心地よかったのが一番の理由ですね。

MAO


面白かった

MAO


面白かったから。

越冬こあら


リアリティのある日常の出来事から、シュールな事象への展開が とても自然で感服します。読みながら喉の奥が何やらごわごわ、もそもそ、 そんな感覚を覚えたほどです。
すべてが現実離れしているMAOさんの作品と比べ、「うちの母は大丈夫かしら?」と わが身に置き換えられる親近感が1票の理由でしょうか。。。

MAO


 彼の文才っぷりには、毎度毎度恐れ入っております・・・ ホントに俺と同じ血が流れてるのかな??? 疑問

越冬こあら


越冬さんの方が圧倒的に面白かったです。どちらもユーモア小説でしたが、MAOさんの方はオヤジギャグでしかなかったのに対し、越冬さんの方は、怖かった。面白くて、怖かった。
まあ相手が悪かったですね。Q書房の誇る大エースに無謀にも挑んでしまったのだから。

越冬こあら


先の見えない展開で面白かった。
お題を物語にあるように料理しきっていると思う。
ブラックな結末もナイス。

MAO


理由は言えない

MAO


文体が何とも言えなくて子宮に・・・

MAO


意表を突かれた、と言うのが一番の要因です。文体も個性的で面白かったです。
話が単純明快なのも良かった。
 越冬こあらさんの作品も、視点が変わるのは面白いのですが、いかんせん読みにく かった...。

MAO


早回しの昔の時代劇を見ている感覚。描写や言葉の細部に渡る拘りが伺えます。
オリジナルでありながらも、完成された古典落語のような「おあとがよろしいようで」が書けているのが凄いと感じました。単純に楽しめた。
一方こあらさんの作品もディティールが細部に渡り描かれていてリアリティを感じるのですが、嫁の視点になった辺りでちょっと話が言い訳というか解説っぽくなってきて、読み続ける気力を削がれました。あと、ジーパンを食べる意図がいまひとつ見えてこなかった。

越冬こあら


最初は普通の嫁・姑の話かと思ったら、最後は ちょっとゾクときました。

越冬こあら


 いくつかの「そうくるかよ」という展開の果てに、「あり得ない」という結末。でも本当にあり得ないのか…。不思議な読後感。

MAO


 ぱっとは入って来ないけれど、読むうちに面白くなっていきました。
 こあらさんの話も面白かったのですが、視点がすっと理解できたことと、キャラク ターへの好感度から、こちらを推薦させていただきます。
 しかし、番傘でジーパンとは……。

越冬こあら


両作品ともおもしろいです。 MAOさんの作品は歯切れが良く、痛快に感じました。 越冬こあらさんの作品ですが、色々な作風を取り込んで 作っているのでしょうか、工夫が感じられます。 また、挑戦しているようにも感じられ、いいと思います。 よって、越冬こあらさんに一票捧げます。

越冬こあら


文体の好き嫌いという個人的な事情はさておき、越冬こあらワールドに引き込まれた、の一言。

MAO


まず、こあらさんの作品について。憶測で相談者に意見するカウンセラー なんて、まるで現実味がない。ジーパンを調理したら色落ちするのではと思うの だけれど、そこにも強引な印象を受けた。そのくせ、カウンセリングルームの描 写が入っていたりして、文字数の配分が上手くいっていない。
MAOさんの作品も強引ではあるが、きっちり笑いに転換している。「ゆえあって ……」という部分の存在によってオチのインパクトが薄れているものの、今回は こちらに一票。

越冬こあら


 こあら氏の作品はひたすら読みにくい。しかし何度か戻りつつ読み直せば一応分か る。平和なホームドラマ調の導入から、三人で次第に常軌を逸した家庭へと進む様が ジーパンを中心にじわじわと描かれている。でもやっぱ読みにくいのだけれど。
 MAO氏の作品は、語り口は流暢で面白いのだが、筋書きはぎくしゃくしてよく分 からない。特にジーンズから傘への連想は私には困難で、ジーンズ云々は元々無かっ たものをテーマに合わせるため無理に付与したように感じられる。結局、ハナシとい うよりは粋な言い回しを並べたものという印象を受けた。ついでに言えば、直参旗本 というのは徳川家の家臣ではなかろうか。ってよくは知らないんで違ってたら御免。
 で語りかストーリーかどっちか選べといわれれば、ストーリー重視してこあら氏を 推そうと思う。

MAO


どちらもストーリー作りが面白い。
が、行動による規制(事象と客観的視点を上手く複合して展開)という観点を強めに 見て、
MAOさんに1票。

MAOさんの方は、
体・表情、様々な動きがとてもリアルに浮かび上がってきた。
で、その残留が心理・感情に変ってくるという感じ。
うーん、古き良き、心身共通の場。

こあらさんの方は、
直接な心理描写が多い。その分の伝わりやすさ、分かりやすさがある。
丁寧な場面描写は舞台を照らし出す。
けれどそこに直接に展開されるのは、動作よりも心理が強い気がした。
現代的な共通感覚。

MAO


 まず文体が好きです。独特の文体に不慣れな読者を意識して、かなり噛み くだいて書いているところにも好感が持てます。登場人物の間合い、くすぐり方も面 白かったです。唯一、残念なのはオチがわかりにくいことでしょうか。情報量が多い ような少ないような。大体こんな感じだと思うけれど、これで笑っていいのかな?、 と迷ってしましました。面白くないわけではないのですが。
 対する越冬こあらさんの作品は、話としては面白いのですが、視点の移動の激しさ や、エピソードのつながりにひっかかるものを感じ、あまり楽しめなかった、という のが率直な感想です。よって、MAOさんに投票させていただきます。

MAO


 落語風のリズムで読みやすく、テンポも良かった。

越冬こあら


どっちもどっちかな……。両者ともに「お上手」だが、これだ、という決定打がない。欠点を挙げれば結構あるし、いいところも結構ある。でも、積極的に推すべき点が見あたらない。
今回はともにわかりにくかったが、まだ、わかりやすかったこちらに軍配を。文章がどうのというよりなんとなく話の筋がね……。



投票結果!!




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