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第28回タイマンバトル、開票開始!



○推薦作:下水 大覚アキラ
あえて選ぶなら、発想の新しさから「下水」を推すかなーという感じで
す。
どちらも、もうひとつぐっと来るポイントが欲しいです。
▽投票者:純粋読者


○推薦作:下水 大覚アキラ
 空人さんの「ホムンクルス」も大覚さんへのオマージュとして面白い
のだけれども、大都市の生暖かい血脈はクリーンヒットでした。
 これは、ヒットとスリーランくらいの差で大覚さんの勝ち。(M)
▽投票者:その他のQBOOKS参加作者


○推薦作:ホムンクルス 空人
 短いめの詩が揃いましたね。大覚アキラさんのは巧いけど短すぎる。
(楽しむ時間が短くって寂しい)
 ホムンクルス、なんとなくテイストが元のホムンクルスと似ている感じがするけ
ど、やっぱり素敵な詩に仕上がっている。(余談ですが以前空人さんの朗読した大覚
アキラさんのホムンクルスすごくよかった)
 ご本家のホムンクルスがやはり一番好きだが、今回は空人さんに一票。
▽投票者:その他のQBOOKS参加作者


○推薦作:ホムンクルス 空人
大覚氏の作品が短いから駄目というわけではなくて、要は短い中にどれ
だけ気持ちが込められているか、だと思う。あえて短詩で勝負するからには、それな
りの「ひっかかり」を読者に与えなければならないわけだが、大覚氏の短詩には爆発
するようなイマジネーションがないし、大きな飛躍も見えてこない。空人氏の詩も短
いとはいえ、そこにはしっかりとストーリーがあり、少なくとも大覚氏よりは作品の
中に感情が溢れている。
▽投票者:その他のQBOOKS参加作者


○推薦作:ホムンクルス 空人
わたしはこの世界の人間ではないので
作品の感想などというものを書くのは
作者の方に本当に申し訳ないのですが

こんなふうに
あいされたい

と思いました
▽投票者:純粋読者


○推薦作:下水 大覚アキラ
下水と血脈という言葉の結びつきによるイメージの拡大。
そこにやられました。
短い作品ですが、説得力のある洗練された作品だと思います。
▽投票者:純粋読者


○推薦作:ホムンクルス 空人
空人さんの作品はほんとに女々しくて好感が持てました。
短くて単純だけどなにか心に残るものがありました。
「ちゃんと分別しなさいよ」ってゴミ袋を抱えて帰ってきたらいいなあ。

▽投票者:その他のQBOOKS参加作者


○推薦作:下水 大覚アキラ
深い。というか、この一行でぐっときたのはすごい。
空人さんの詩はちょっとよく分かりませんでした。なぜホムンクルスなんだろう。
▽投票者:その他のQBOOKS参加作者


○推薦作:下水 大覚アキラ
より直感的で切り口が鋭角だった。
▽投票者:その他の作者


○推薦作:下水 大覚アキラ
 タイトルとの整合性が○。
 絵が浮かんで来ます。
▽投票者:その他のQBOOKS参加作者


○推薦作:下水 大覚アキラ
「血脈」と「下水」。この両方が出会った瞬間、
都市の地下をめぐる下水と人体にめぐる血脈が同調した。
この詩はその稀有な出会いを見せてくれた。感謝。
▽投票者:このバトルへの参加作者


○推薦作:下水 大覚アキラ
どうしようもなくシャープだな、と。刀を抜こうとした瞬間、真っ二つ
に切られて、顔ずれちゃったまま倒れてしまった感じ。詩に切られてしまったのは初
めてです。
▽投票者:その他のQBOOKS参加作者


○推薦作:ホムンクルス 空人
そのゴミ袋からホムンクルスが生まれるんでしょうか
▽投票者:その他のQBOOKS参加作者


○推薦作:ホムンクルス 空人
 ゴミ捨て場で復活したら最悪の気分だろうと思う。
 そう思ったら、なんか、無意味なことをしてしまうときのことを思いだしました。
▽投票者:その他のQBOOKS参加作者


○推薦作:下水 大覚アキラ
最後の「血脈」で下水の上の広大な都市が浮かびました。
非常に迷いましたが、こちらの作品に一票。
▽投票者:このバトルへの参加作者


○推薦作:下水 大覚アキラ
空人さんの最後の二連もよかったのですが、大覚さんの最後、踊る血脈
という言葉が私の芯を貫きました。(ぼん)
▽投票者:その他のQBOOKS参加作者


○推薦作:下水 大覚アキラ
「下水」
空人氏の作品に描かれたのは夏の日の下水。
全てが奪われ流れ去りたどり着く場所。そしてその先はいずれ川に
海につながり戻り往く為の入り口で再生の出口。
空人氏の同タイトルの作品にはそんな下水が描かれていた。
わたしはそこに描かれたものがとても好きだ。

大覚氏はそんな空人氏の作品に描かれた下水の持つ生的な要素を細やかに
感じ取り、血の通った胎動、生命力、ようなものとして(実際には無機的な存在に
過ぎないのに、たしかに感じる)言葉少なに、イメージ豊富に描き出した。
暗い銀色、と、ポンと鈍くぎらつく色が冒頭に置かれたことで、
そこから、真冬のイメージが、ぎゅうんと拡がる。
至上にシンプルかつ非常に豊かな一行だと感じ入りました。

「ホムンクルス」
捨ててしまおうというフリで何一つ捨て去ることが出来ない。
何かアタラシイ別の日々に生まれ変わろうというフリで
一切変わるつもりがない。憎しみが増す分愛情が増す一方。
「おとこのこの事は本当には一生わからないし
おとこのこはどうしてこんなにかわいいんだろう。
かわい過ぎてて腹が立つ」と困惑したことを思い出した。
詩とは、時にはそういう非常に個人的な内面の感覚を
甦らせるスイッチになり得るもので、空人氏はそういう
効果を生むやり方で本作は成したのだろう。
最後の一行に、わたしも殺されるのでした(佐藤yuupopic)
▽投票者:このバトルへの参加作者


○推薦作:ホムンクルス 空人
葉月みかの『脱出』と対になっているかのようで面白い。
▽投票者:このバトルへの参加作者


○推薦作:下水 大覚アキラ
うーん。初戦から悩みますね。
最初に読んだ時点では、ストーリー性のある空人さんの方に票を投じようと迷わず思
ったのですが、
その後それぞれの元作品を読み返し、「原作を超えているか」という視点を持ち込ん
だ時、
大覚さんの方に軍配が上がったので、『下水』に票を投じます。

大覚さんの『下水』は非常に短い作品でありながら、繰り返して読む内に、
私たちの生活のあらゆるものを飲み込みながら、
私たちの足下に淡々と存在している下水を「躍る血脈」と表現した
そのしなやかな感性に「さすがだなぁ」と唸らされました。

もちろん、空人さんの『ホムンクルス』も良かったです。
空人さんの持ち味であるセンチメンタリズムが、ちょうどいい匙加減で効いていて、
最近の彼の作品の中では一番好きな作品でした。

▽投票者:その他のQBOOKS参加作者


○推薦作:下水 大覚アキラ
正直引き分け。大覚さんの僅差で勝利。
▽投票者:その他のQBOOKS参加作者






果たして結果は!?


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