poem
空人
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しろくまぶしく

ごろんと寝転がって 蛍光灯がひとつ 切れていることに気づく
ああ、切れていたのだった ああ、この暗さに慣れていたのだな

新しい蛍光灯を買って 時の流れで黒ずんだ古いものと交換した
部屋が見ちがえるように 明るくなった 明るくなったのだ

ごろんと寝転がって しろく輝く蛍光灯 に目をほそめる

ああ、最初はこんなだったのだ
 ああ、初めはこんなに白かった
  ああ、まぶしいせかい しろい僕

かたわらに転がった 黒ずんだ過去までも

しろくまぶしく しろくまぶしく





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