第32回タイマンバトル、開票開始! ○推薦作:結晶 佐藤yuupopic 佐藤さんの執念の一作という感じでした。 不思議でせつない物語で、好きでした。 ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:結晶 佐藤yuupopic どっちもよかった。悩んだ。でも、佐藤さんのがすごくよかったから、 こちらにしました。練られたストーリィと語り口がすごかったです。 ▽投票者:純粋読者 ○推薦作:結晶 佐藤yuupopic ユポさんは細く長く。大覚さんは太く短く。 どちらも嫌いじゃない。 けれども、端的に云ってしまえば、短いほうが粗が目立つ、ということなのかもし れない。 これだけ短いのだから、「愛おしい」とは書いてもらいたくなかった。 そういう、読者の偏屈により、ユポさんの勝ち。(M) ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:東京 大覚アキラ どちらも好きです。もう、インスピレーションで決めました。 ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:東京 大覚アキラ 佐藤氏の、現実味のない物語(それはやや馬鹿馬鹿しくもある)の中 に、詩想を加えることで物悲しくも愛に溢れた作品も捨てがたいのだが、やはりここ は大覚氏の現実的な情景の中に詩想を加えた作品を推したい。「東京」というタイト ルなのに「大阪」から始めてしまう一行目も面白いし、三連目までの描写を最後で意 味のないものにしてしまう全体的なユーモアがある。 ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:東京 大覚アキラ 正直、どちらもぴんとこない詩でした。 大覚さんはあっけないし、佐藤さんは長すぎるかなあ。 どちらかを選ぶとしたら大覚さんかな。 哀愁具合で選びました。 でも、大覚さんならこのタイトルでもっとすごいものが書けるんじゃないかと思うん です。 ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:結晶 佐藤yuupopic 長いが読ませる。大覚氏も悪くなかったが、こちらのが地力があった。 長さに惰性でなく、スケール感が出たのもよかった。 ▽投票者:その他の作者 ○推薦作:東京 大覚アキラ 「それとも〜」以降、クールさが際だって良い。 ユポさんの詩は相手次第では――そして恐らくリーディングのように「ユポ時空」 に引きずり込める場では恐るべき威力を発揮するのだけれど、例えば破り捨てようと したノートの切れっ端に書き殴られていたりとか、桜木町駅の高架下にラッカーで書 かれていたりとか、ふと頭の中にワンフレーズだけ思い出した時に、居合いのように ザックリと斬られるのは、大覚さんの方だと思った。 ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:結晶 佐藤yuupopic 大覚さんの詩は、じつは三連目でちょっと見失ってしまった。 「カモメ=おまえ」と同義付けしたかったのか、 それとももっと深い意味があるのか。この辺が釈然としなかった。 佐藤さんの詩は、タイトルは「結晶」とし、詩の中身は「ホムンクルス」という ちょっと反則的な感じだったが、やはりすばらしい。 これだけ長い詩をよくも最後まで息切れせずに書き上げたものだ。 緊張感の持続がはんぱじゃない。感動。 ▽投票者:このバトルへの参加作者 ○推薦作:結晶 佐藤yuupopic 長さですでに勝っている(笑)。この長さを飽きさせず読ませる、とい うところに惚れました。 ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:結晶 佐藤yuupopic せつなくて喉が痛くなりました。 ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:東京 大覚アキラ 論旨が簡潔で、短くて、読みやすかった。 最高です。 ▽投票者:- - 選んでください - - ○推薦作:結晶 佐藤yuupopic 読み終わったあと、自分の中に、ころん、と何かが残ったような気がし た作品でした。 ▽投票者:純粋読者 ○推薦作:結晶 佐藤yuupopic 言葉の一つひとつが心に響いてきて、素敵な作品だと思いました。 ▽投票者:純粋読者 ○推薦作:東京 大覚アキラ 拙作「東京」からタイトルを取って頂いた。深く感謝。 自らの住まわない都市「東京」を、実際には一切描写せずにいながら、 自らのが日々を過ごす都市「大阪」からの距離を描くことで、 間接的に描くという手法が一見何気なく見えがちだがかなり見事で、感嘆。 おかげで、わたしは「東京」に居ながらにして 脈々と流れ交う血の筋のような川を、ビル群の上を すい、と風に乗って飛ぶカモメを眺める「主人公」と 「大阪」の街を眺めることが出来る。この詩も灰色めいて映りました。 「結晶」 膨大な大覚氏の作品群の中でも「グルグル」「結晶」「ホムンクルス」 の三篇がわたしはことに大好きで、勝手に三連作と思っている。 その中の「結晶」からタイトルと一部のモチーフを引用させて頂き 「ホムンクルス」から物語の骨子のインスピレーションを受け 最上級の敬意を込めて本作を描かせて頂いた。他ならぬ氏に捧げます。 (佐藤yuupopic) ▽投票者:このバトルへの参加作者 ○推薦作:結晶 佐藤yuupopic 胸に迫るものがありました。 今回のタイマン大会の中でも一番の作品だと思います。 ▽投票者:このバトルへの参加作者 ○推薦作:結晶 佐藤yuupopic けれど もうお前を しあわせにしてあげられることは出来ない 本当に ごめんね 佐藤さんが描く詩は上記の言葉が安く響かない。人間の感情を確実に積み重ねた、至 極丁寧な有様を描いているような気がする。だからこそ、読む私は涙を流す。(ぼ ん) ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:結晶 佐藤yuupopic 現世に寄り添って流れる地下水脈のような佐藤yuupopicの詩の世界。 その世界に生きる人々を精緻に描く、彼女ならではのやり口。 なぜだろう、80年代の匂いがした。 ▽投票者:このバトルへの参加作者 ○推薦作:結晶 佐藤yuupopic 大覚さんの『東京』、佐藤さんの『結晶』、どちらも好きな作品だっ た。 しかし、迷わず佐藤さんの『結晶』に投票する。 『結晶』は正直、長い。 長いんだけれども、読者を引き込んで最後まで離さない力があった。 佐藤さんが如何に原作の『ホムンクルス』を愛しているかがヒシヒシと伝わってく る。 「好き」とかじゃなくて、「愛」なんだな。 私も大覚さんの『ホムンクルス』は大好きだが、 思い描く主人公は佐藤さんが描いた「わたし」の恋人とはまったく違う。 それでも、「ああ、これもありだな」と思えるくらい佐藤さんは『ホムンクルス』を 自分のものにしている。 その思い入れと、思い入れを見事に形にした力量に感服。 今回、この作品に出会えたことが一番嬉しかった。 ありがとうございました。 ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:結晶 佐藤yuupopic ここも佐藤さんで。 やっぱり佐藤さんのドライブ感は凄いな、と思う。枠から飛び出しちゃってる感じ。 ていうか全部その他の参加作者にしちゃったけど、このバトルの参加者ってするべき だった? いや33回の参加者だけどこの回は違うしなあ……。 ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 |