幸という人の作品はただの物語のような感がする。しかも、漫画でこういうシーンがあったような気もする。
「○○は嘘」っていったら、それが嘘になるような、そんな物語。
私はなんていうか、知ってるモノをそのまんまストレートに表現してしまうのはどうかなぁという所があるので、これはあまり好かない。
そして、守るものと題名にあるけれど、何を守るのかが分からない。単純に「自己」と考えてもいいのかどうか。
どっちにしても、これは物語に傾倒しすぎていると思う。よって、これは推薦するわけにはいかないな、と。
で、深谷という人の作品は、なんだかこの対決そのものを棒に振って「どうでもいいや」的に詩をまとめているような気がする。っていうかこれは話にならないような…欺瞞!
あまりにも幸せで、詩がかけませんとは一体!詩が書けないときというのは、本当に何のせいでもなく、
心から詩を書くというやるきが失せてしまったという時ではないのか。
深谷さん的には、それでいいのかもしれないが、私はどうかと思う。彼女はもっといいのを投稿してたような気もするんだけどなぁ…
しかし、これはこれで、何か暖かいものがある。なんていうか、初初しさがあるなぁ、と。