第6回パラ1000字小説バトル結果

おめでとうございます!

今回のチャンピオン作品は、
越冬こあらさんの『単身赴任』に決定しました。

エントリ作品作者得票
03単身赴任越冬こあら5
01月昇る千希2
02獺祭とむOK1


感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。
「私の投票がない!」「内容が違うような」……
掲載もれ、ミス等ございましたらご連絡いただけますようお願いいたします。



推薦作品と感想

■単身赴任  越冬こあらさん
 
感想:構成、言葉遊び、シリアス。同じモチーフで書いて、こううまく書けるようになる気がしません。改めてすごいです。

票者:その他のQBOOKS参加作者


感想:「単身赴任」
 サラリーマンは気楽な家業じゃないなぁ。
 『妻がノイローゼで……』
 『娘が不良少年に騙されて……』
 『母が振り込め詐欺に弱くて……』
 『犬の散歩が……』
 『人生が……』
 『金魚が……』
 哀れな主人公は深刻に悩んでいるのにちょっと笑える。「人生が」とか「金魚が」では馘首になりませんか?
 駄洒落もこあらさんらしいし、身につまされるリアリティがあるのでこれに投票。

「月昇る」
 長編のプロローグのような雰囲気なのに続きを読みたいと思うほどひきつけるものがない。
 「私」の気持ちがいまいち伝わってこないので感情移入しづらい。
「獺祭」
 旧かなの使い方が中途半端なのが気になって作品世界に入っていけなかった。雰囲気を出そうとしたのだろうが、これでは台無し。
 「思はせ」としたら「さういふやうなこともあらうか」といったところまで変換しないと誤字のある現代文のようで読んでいて気持ちが悪い。後半は「ゐる」さえ変換されていないので、途中で投げ出したような感じを受ける。
票者:その他のQBOOKS参加作者


感想:今回はこあらさん。
身近な話題で、楽しめました。
それにしても、3人ともよく書けますね。
感心してしまいます。
票者:その他のQBOOKS参加作者


感想:お題の使い方が面白かったです。
なるほどなぁ……
一票贈ります
票者:このバトルへの参加作者


感想:これは、プロの仕事。(M)
票者:その他のQBOOKS参加作者


■月昇る  千希さん
 
感想:正岡子規のユーモアでほぐれる二人の姿がかわいらしくて、子規を懸命に調べて書いたような初々しさのある作品だと思います。彼と彼女の趣味が男女逆転している印象を、おかしさとして一歩追求すると、もっと人物に色が加わるのではないでしょうか。

こあらさんの作品は、いつものこあらワールド全開で、単身赴任を命じられて迷う姿をそのまま書いているところに凄みがあって、どちらに投票しようかとても迷いました。(とむOK)
票者:このバトルへの参加作者


感想:正岡子規→野球→駄洒落→命名。
秋の夜の雰囲気と、お題周辺の話が、千文字にぴったり収まっていて、感動しました。
票者:このバトルへの参加作者


■獺祭  とむOKさん
 
感想: どうにもならないのに言い訳を考える様が、実にありそうな「単身赴任」も良かったのですが、歌物語に挑戦したとむOKさんに一票ささげたい。
 本当に芸達者な方です。
票者:その他のQBOOKS参加作者