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1000字小説バトル

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1000字小説バトル stage4
第24回バトル結果

おめでとうございます

今回のチャンピオン作品は、蛮人Sさん『よみがえれ正義』です。

投票結果
得票数 
1
とどのつまり
サヌキマオ
1
2
りたぁん・おぶ・大阪のカエル
ごんぱち
1
3
よみがえれ正義
蛮人S
2
4
五百二十一
石川啄木
    

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

「私の投票がない!」「内容が違うような?」……掲載もれ、ミスなどがございましたら、QBOOKSインフォデスクのページよりご連絡ください。

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推薦作品と感想

■Entry1
とどのつまり
サヌキマオさん


感想:
 とどがつまって、アシカが通る。足利尊氏、政策ゴリ押し、よしよし、三つは通ったぞ。
 詰まると言えば誤嚥だが、いわゆる喉に詰めて窒息というのはそれほど多くなく、認知機能低下やらなんやらでスムーズに飲み込めず、口の奥でモタモタやってるものが、気管に少量づつ入る、これが怖い。こうなると、肺炎で命を縮めるか、喉を使わず土手っ腹から直接の経管栄養か中心静脈栄養になるのであって、「細心の注意で経口摂取の介助をする」なんてぇ対応は、大枚はたいて人を雇うか、常に精神状態等に余裕を持たせた家族が配置できた時だけ。
 尚、鼻腔栄養は、身体に孔を空けたり針を刺したりはないが、異物感と接触部の潰瘍、自己抜去の危険などあり、入所も通所も大体いやがられる。胃瘻が一番マシだが、医療処置を伴うので高齢者住宅なんかでは門前払いの可能性あり。
 畢竟介護は人ひとりを雇うような高級商品なのであって、家政婦一人雇えるのがどんだけの金持ちか考えれば、社会保険で賄えると思う時点で無理っちゃ無理。
 とどのつまり、商品を買っている自覚が必要。あっしの話はこの辺り、お後が宜しいようで。
投票者: このバトルへの参加作者

■Entry2
りたぁん・おぶ・大阪のカエル
ごんぱちさん


感想:
1 とどのつまり
仕入れはできないわ、仕出しは6人前も腹に収めるわ、店からすればテロリストみたいな定吉ですが、こういう人物を養うのも時代の鷹揚さというものでしょうか。時代まったくわかりませんが。こう、ポッと何もかもすっ飛ばす感じは良いです。なお、私はボラ食ったことありません。

2 りたぁん・おぶ・大阪のカエル
私も京都ってどんなところかと京都駅まで来たものの、妙なタワーは建ってるし周りはお店ばっかりで、がっかりしてそのまま新世界に帰ったことがあります。嘘です。カエルが過去に見た本物じゃない京都の記憶と、その後の伝聞の京都から、何を求めて、そして失望したか、そこに核心があるかと思います。

3 よみがえれ正義
昭和の特撮ヒーローはしばしばデウス・エクスマキナ的存在となります。ただしスペクタクルマンは「居ても居なくてもよいヒーロー」で、つまりこの話、特撮パートは丸々削ってもらってもおよそ成立するのですが、もう少し細かく丁寧な描写が求められる部分も、心の流れの区切り的に変身を叫べば、何も書かなくて済むのです。すばらしい。

4 五百二十一
この一体感。自分と触れ合い、熱を感じ、わが身を案じて伝えてくれる、体温計への信頼。世界がそこに集約されてしまっているような寂しさがある。
投票者: このバトルへの参加作者

■Entry3
よみがえれ正義
蛮人Sさん


感想:
「とどのつまり」
 まぁ、そんな噺です。

「りたぁん・おぶ・大阪のカエル」
 これ、面白い話で。
「カエル」をどう想像するかで見え方がぜんぜん違うと思うのです。カリカチュアとして、鳥獣戯画やディズニー宜しく二足歩行で旅をするイメージなのか、それとも、実際に存在するゲロちゃんで想像するのか。「喋っているから」というのはものの根拠にはならないにせよ、あたしは二足歩行のカエルで考えてしまいました。
 でも、三里に灸は据えるしお弁当のバッタは背負ってるんだよね。「カエル」しか情報はないのにね。不思議なもんだ。

「よみがえれ正義」
 怪獣に「不細工」以外の情報がないまま存在している。「現れた」けれども「どこにいる」とも書いていない。「象くらいの大きさ」とも書いていない。「くさやとキムチが好き」とも書いてない。「子供たちが危ない」のも、単に全身が鋭利なトゲだらけなだけで気のいいやつかもしれない。
 怪獣という概念が子供たちに危険を及ぼそうとしているところが面白いと思います。たまたまかもしれないけど、新鮮。投票。


「五百二十一」
 という作品を見てきて「521」です。こういうものを書かねばなりません。日用品の謎の数字とか。いつも飲んでる痛風の薬に刻印されている謎のアルファベットとか。
 検温器の描写の細かさに愛情があってよいと思いますのでした。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
主題歌が面白かったので一票。
投票者: 純粋読者