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1000字小説バトル

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1000字小説バトルstage4
第28回バトル結果

おめでとうございます

今回のチャンピオン作品は、ごんぱちさん作『木村は二人』です。

投票結果
得票数 
1
サヌキマオ
1
2
ごんぱち
2
3
蛮人サポーター【新番組】
蛮人S
4
虎の兄さん
方定煥/ 蛮人S

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

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推薦作品と感想

金星
サヌキマオさん


感想:
天然物のアフロが果たしてどれほど存在するのだろうか。
否、元来アフロはアフリカ系黒人に見られる縮毛を強調したものと考えれば、彼らの自毛がアフロと言えないか。
否否、アフロヘアと言った場合、彼らが更にポマードとヘアアイロンでセットしたものを指すと考えるべきで、伸びるに任せればドレッドヘアになるばかり。
嗚呼、天然アフロは何処。美しき天然、天然ならば美しいか? 時として自然は荒々しく無邪気にして残虐、人による創造物に見られる意図が存在しないだけ、例えようもなく醜くなり得るもの。
ならば天然アフロはあり得ぬのか。いやあり得る。分子がランダムに挙動する限りにおいて、天然のアフロを形成する可能性はゼロではない。エントロピーの増大の法則は、一見説得力を持つが欺瞞である。エントロピーが増大していない状況がすなわち、極狭い範囲に分子が存在する状態であるのだから、その他の位置に存在する確率が時系列で並べた時極めて大きいというだけの事である。
だけのこと、だけのこと、たけのこと。
春はぼちぼち、たけのこごはんは生たけのこから作るに限る。
投票者: このバトルへの参加作者

木村は二人
ごんぱちさん


感想:
「金星」
 だからなんだ、と問われると困るのですが、「元気です」というか。

「木村は二人」
 ヒット作品だと思った。「正直村と嘘つき村」のよくできたヴァリエーション。きっちり書いた上で最後の落とし方も気が利いている。こういっちゃアレですが、久々にここまでカッチリハマったG8師を観た。
 しかし、読み飛ばしかけたが、わざわざ警報が用意されてんのよねぇ。それもまたシュールでよい。受付嬢がデスクの下でボタンに指をかけて待っているのかしらん。

「蛮人サポーター【新番組】」
 くわわっ! 駄目だ駄目だ! 女性が卑弥呼しか出ないところが駄目だ! 男女共同参画の精神にも反しているしなにより華がないだろう華がアーハーーーン? と、アタシの中の脳内上司が刺股でペチペチしてくるのです……という寝言はさておき、蛮人さんの脳がいい具合に煮えているのでこのまま煮え続けてほしいと思った。世相に負けるの反対!
「虎の兄さん」
 最後まで読むとわかるのだが、冒頭の「虎が煙草を吸っていた頃」というのは本編と全く関係がない、ように見える。なんなんだ、と推察してわかるのは、せいぜい煙草を吸っていた≒虎が両手を使えた、くらいのことで、だから何やねん、というと、後で出てくる虎の子供もおそらくは二足歩行であったろう、ということだ。
 というわけで、本編は極めてシュールな絵面を残したまま深イイような感じで収束する。
 きつねにつままれたような読後感。虎なのに。(うまいこと云った)
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
おもしろかった。よく考えれば木村の論理以前の問題として設定の論理が破綻している気もするけど、最初の「ウソツ木村」「ショージ木村」の登場?に、読者はすべての意識を持って行かれてしまっているので全く気にならない。上手だと思う。
それにしてもウソツ木村とかいう社員は実在するのだろうか?
投票者: このバトルへの参加作者