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1000字小説バトル

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1000字小説バトルstage4
第39回バトル結果

おめでとうございます

今回のチャンピオン作品は、サヌキマオさん『水戸のやつ 付:糊屋の婆さん一代記』です。

投票結果
得票数 
1
住職の救助
Bigcat
2
サヌキマオ
3
3
ごんぱち
1
4
ピアノ
玄鎮健/ 蛮人S
5
震災日録
室生犀星
6
震災
横光利一
7
震災文章
菊池寛

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

「私の投票がない!」「内容が違うような?」……掲載もれ、ミスなどがございましたら、QBOOKSインフォデスクのページよりご連絡ください。

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推薦作品と感想

水戸のやつ 付:糊屋の婆さん一代記
サヌキマオさん


感想:
不思議な作品ですね。全体として作者さんがどういう意図でこれを書かれたのか、読み直せば読み直すほど、迷宮に入ったような気持ちになります。読後感が悪くないので、一票を投じました。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
デオキシリボ核酸の攻撃方法怖え。
もしも昆虫の遺伝子だった日には、前振りだけ勿体付けて長いが別に活躍はしないレギュラー詐欺で殺されてしまう。
恐ろしやおそろしや、オー、楚、ロッシや。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
 はい、蛮人です。

「住職の救助」
 これはアメリカンジョークか何かで似た感じのがあった気がします、そのまま日本の話にするのは少し難しかったかもしれません。
 元はひょっとして『三度私を知らないと言うだろう』のパロディなんだろうか(分かってない)

「水戸のやつ」
 さすがに分からない。人のことは言えませんが、かなりパーソナルな部分をメタ的に書いてる気がします。でも言葉の並べ方は笑えたから、もうこれでいいや。

「だつこるる」
 ああ、これも分からない。脱コルなんて言葉は本作を通して初めて知りました。本作でも誰も分かっていないのですが。最初タッカルビかと思った。そして本名とは……

「ピアノ」
 1500字を費やした割にはかなり端折っています。よく分からず訳せなかった部分を優先的にすっ飛ばしたのでかなり危うい。

「震災日録」
 誰も明日のことはわからない。日記は書いとくもんだと思います。せめてツイッター。小田切さんいいひと。

「震災」
 神田の書店で立ち読みしてる時に震災に遭ったという横光は、しばらく色んな意味で創作どころでなかったようで、ふた月後に書いたのがこれです。

「震災文章」
 立ち上げたばかりの文藝春秋を破壊された菊池寛ですが余裕を感じさせます。そういう性格なのもありましょうが、実際、東京のいわゆる文壇の方々は生死を分けるような被害は受けていないのです。まあ、でなければ書けませんが。
投票者: その他のQBOOKS参加作者

だつこるる
ごんぱちさん


感想:
「住職の救助」
 ストーリーとしてやろうとしていることはわかるが、舞台設定のずさんさはもう少しどうにかならんかったんか、という感じ。
 寺院というわりにお仕えするのは神様だし、だいたい洪水で浸水しないようなところにお寺って建てるもんだと思う。むしろ、村の人が難を逃れてお寺に逃げてくるイメージ。いやそれでも、そのセーフティーにも浸水してくるような大洪水、という設定があったとすると書き方も変わってくるだろうし。
 読者に素直に読ませるためにも、もうちょっとそのへんの「違和感の無さ」については頑張ったほうがよいと思った。


「水戸のやつ 付:糊屋の婆さん一代記」
 え、面白くないですか? わけがわからんですか? まぁそういうもんだと思います。
 読み返すと「こんなもんアニメーションで作れ」って感じはあった。

「だつこるる」
 むりに「ちはやふる」にオチを持っていかなくてよかったのではないか。なんかもっと自然なオチがあったのではないか。
 「このコルセットは代々受け継がれたもの。おトワはマリー・アントワネットの末裔だったのだー!」とか。そんなんで勘弁してください(グダグダ)

「ピアノ」
 「形ばかりの妻が不慮の死を遂げると」ってしれっと書いてあるけど、これがトリガーであろうとは思うのです。「今度はクッソかわいいやつと一緒になる!」みたいな。そのへんの偏執が作品全体を覆っているような気がしなくもない。

「震災日録」「震災」「震災文章」
 震災になると必死になにかを記録しようという人はかならず出るんですが(敬愛する宮武外骨もそうだった)あれ、なんなんだそうね。公的に未来の役に立つ、とは思っていない気がする。もっとその、突発的なイベントに浮かされてそういうことをしてしまうんだろうなぁとは思っている。
 ただ、菊池寛にしろ横光利一にしろ、普段考えていたことが地震を契機に外に飛び出すのかしらんとは思った。
投票者: このバトルへの参加作者