≪表紙へ

1000字小説バトル

≪1000字小説バトル表紙へ

1000字小説バトルstage4
第44回バトル結果

おめでとうございます

今回のチャンピオン作品は、小笠原寿夫さん作『真偽の機長』です。

投票結果
得票数 
1
小笠原寿夫
2
2
サヌキマオ
1
3
二本のギター
ごんぱち
4
アレシア・モード
1
5
温泉
江見水蔭

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

「私の投票がない!」「内容が違うような?」……掲載もれ、ミスなどがございましたら、QBOOKSインフォデスクのページよりご連絡ください。

推薦作品と感想

真偽の機長
小笠原寿夫さん


感想:
 恐らくはキャビンアテンダントが言い間違えただけのヤツが、なんだか実際にされてしまうナンセンスなヤツ。
 だとすると、医者の方は大丈夫だったのだろうか。まあ、大体の場合、そこまで重篤な事ではなくて、単に空気の抜けが悪くて耳が痛いぐらいの事かも知れない。

 飛行機の旅で、気圧で耳や鼻が痛いぐらいになる現象、その後の豪快に抜けて戻る感じがある限りにおいて結構好き。戻りきらずに中耳炎案件になると嫌なものだが。
 これがどこまで万人共通であるのかは分からない。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
普通は操縦士が機長なのである。まずここだ。
ところがこの微妙に古い機体には――操縦士が居て、副操縦士が居て、そして機長がここに居る。って誰だお前は。会社だと「居なくても仕事は回るしむしろ居ても違和感しかない部長」とかあったりするけれど、それに近いものを感じるよ。これじゃ機長はただの不審者、てゆーか機体にこびり憑いた幽霊みたいなものなのかもしれない。そこで謎の爺さんがこれをきれいに祓うのだ。めでたしめでたし。と言いたいけれど、最大の謎はこの飛行機に乗ってたらしい「私」だったりする。お前は誰だよ。なんか怖いぞ。
投票者: このバトルへの参加作者

マチルさんのこと
サヌキマオさん


感想:
毎回、読ませるのが上手い作家さんだと思います。本質を突いているかと思えば、全く違う試みをしたり。仁徳天皇陵について、興味がありました。
投票者: このバトルへの参加作者

出張供養
アレシア・モードさん


感想:
「真偽の機長」
 まぁ、なんらかの偶然というか幸運で免許も持っていないような機長がコックピットに座っちゃったんだろうな。で、「やだーお母さんゴキブリいるんだけどー」くらいのテンションでキャビンアテンダントにとっ捕まって排除されちまった。たまたま元機長もいた。めでたしめでたし。おそらく「私」を乗せた飛行機も、今頃は別の客を乗せてどこかの空の上であろう。
 行間を読め! という話である。このニセ機長がうまいこと飛行機を飛ばしたことよりも、どのタイミングで、なにきっかけで周りに偽物だとバレたかのほうが気になる!
 気になります!

「マチルさんのこと」
 そのころピラミッドは地中海に足を浸してくつろいでいた、てかーっ。

「二本のギター」
 これを「幸福論」の話として読んでもいいのかもしれないが、ピカピカのギターの方はなにが不満なんだろうね。
 そのへんの価値観としてはどうなんだろう。どうあっても「多くの人を熱狂させて最終的には博物館に飾られている、ネットオークションで数億ドルの価値のついたギター」のほうが価値が高いと思うんだけど。

「出張供養」
 落語の「お神酒徳利」演者によってはこのエピソードを挟むこと、ございます。
 なにか面白い感想を書こうと思って調べてたら「テクマクマヤコン」はアニメ版のアッコちゃんの第一話の脚本を書いた雪室俊一が作った、って書いてある。雪室御大!
 憑依された人足は魔法のコンパクトの力でスーパーモデルに返信したので気味悪がった周りの人々から袋叩きにされました、というオチで。

「温泉」
 実話かなぁ、こういうの、弱っちゃうよねぇ。
投票者: このバトルへの参加作者