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1000字小説バトル

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1000字小説バトルstage4
第55回バトル結果

おめでとうございます

今回のチャンピオン作品は、サヌキマオさん作『対岸andバニー』です。

投票結果
得票数 
1
サヌキマオ
2
2
ごんぱち
1
3
こわれた飛行機
三宅やす子

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

「私の投票がない!」「内容が違うような?」……掲載もれ、ミスなどがございましたら、QBOOKSインフォデスクのページよりご連絡ください。

推薦作品と感想

対岸andバニー
サヌキマオさん


感想:
 久々やヒサヤ大黒堂。
 真っ赤なぢの看板が目印です。

 あれが一体どのような成分であるのか、どの段階の痔になら役立つのかさっぱり分からない。
 最低限、傷薬っぽい要素はありそうなので、ウサギの怪我はどうにかなったか。
 しかし、ガマの穂で治療というのは「なんか毛が付いてるみたいだろ」という、治療とも何とも言いがたいもので、良い子はマネをしてはいけないが、リテラシーの低い子供や何かは、怪我に対してやってみて余計悪化させたのではなかろうか。
 流石は破壊神でお馴染みのシヴァ、やる事がえげつない。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
 いったい白ウサギは何のために海を渡るのか、ウサギとサメが言語で会話するというリアリティライン上であっても非常に不自然な展開ですが「祖先の血だから」という文学的動機づけでここは格調を保っています。
 しかし問題は続きます。サメがウサギを食べてしまわないのはあまりに不自然です。獰猛なサメたちが、ウサギを食べもしないで大勢で丸裸にしていったい何の慰めがあったのでしょうか。作者はここにヒ●ヤ大黒堂という回答を置きました。あるべからざる問題点を、回答を提示する事であるべき問題提起へと変えるハイテクニックです。ただし格調は危うくなりました。
(アレシア)
投票者: その他のQBOOKS参加作者

毒蛇考
ごんぱちさん


感想:
「対岸andバニー」
 こういうタイトルを思いついてしまったのでやるしかなかった。
 オチはもうちっとどうにかならんもんかったかといまだに思っている。

「毒蛇考」
「ただまぁその、長いことショートショートを書いていると書き手側が擦れっ枯らしになっていく→そのジャンルを潰すのは厄介なマニアだ、という構図は成り立つわけです」
「またなんか面倒なやつが出てきたぞ」
「くわばらくわばら」
「語るに落ちたな明智くん、蛇の舌はセンサーなのであって、つまりは食物を摂取するために利用している人間や牛なんかとはそもそも機能が違う、が故に扱いが違うのだ!」
「また増えたんですけど」
「もっともそうなことを云う割にソースとかなんかは提示されないやつだ」
「牛タン食べたいなぁ」
 蛇は牛タンを丸呑みするのかしら、と考えたところでケツに蝮が食いついていたことに気づく(落ちていないが落としたことにするパターン)。


「こわれた飛行機」
 すごい情報量だ。あれだけちゃんと喧嘩を描いて、複雑な事情を説明して、きっちり気が触れたところまでもっていっている。
 文章技術かなぁ。なんでこういうものを書こうと思ったのかなぁ。面白いんだけど。
投票者: このバトルへの参加作者