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3000字小説バトル

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3000字小説バトル stage3
第20回バトル結果

ざんねん

一位作品の数がその得票数に並んでいるため、規定により今回のチャンピオン作品はありません。
次回にご期待下さい!

投票結果
得票数 
1
柘榴
サヌキマオ
1
2
カオティーク
アレシア・モード
1
3
初恋
国木田独歩
    

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

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推薦作品と感想

■Entry1
柘榴
サヌキマオさん


感想:
バランスの良い作品で、面白かった。世の中には色んなたぐいの信者とその神がいるけど、どっちも要を求めているんだな、そう思われます。自ら神になるという究極の再就職で要を得たらしい柘榴さんはたぶん救われたのでしょう。めでたしめでたし。でも「あたし」は犠牲になったようだけど。「とほほ……」と嘆く役を押しつける事ができる主人公の存在は強いと思います。
 いちおう伊勢物語の該当するところもちゃんと読みました。つまり京を想う心の痛みを噛みしめてカタルシスにしようというロマン紀行――こそ俺の人生だと思っていたい、えうなしと思われてると思っているけど実はえうなき自分だとは思ってない男の話ですね(含む憶測)。これで学校行くのやめちゃったりしないように、やはり授業は聞いていた方が役に立つものだなと思いました(優等生かよ)。
投票者: このバトルへの参加作者

■Entry2
カオティーク
アレシア・モードさん


感想:
「柘榴」
 過疎ってるというのはいろいろな実験ができていいもんですね。

「カオティーク」
タイトルの「カオティーク」なにがカオティークなのかというと、最大のカオティークは語り手の語りだと思うのです。絶望的な状況で自暴自棄になっているようにも見えるし、実は「こういう問題は淡々とこなしていくしか無いんだけどね」とどこか達観しているようにも見える。

 これに近い状況というのが身の回りにもありまして、養子に行った遠い親戚がおるのですが、その養子先が一家離散していて、実質墓の管理ができなくなっておる。ぢゃ、どうするかというと養子に出す前の兄弟がまぁ淡々と処理をしていくしか無い、と。結局は成るようになって墓も元の更地に戻っていくもんです。

 とすると、「カオティークが語り手自身」というのは、ともすればアイデアというよりも書き手の至らなさをカバーしてみたいにも見えちゃって、あんまり手法としてはぞっとせんと思いました。もっと素直に「絶望しか無いところを努めて明るく振る舞っている」というふうに読んでしまえばいいのかもしれないけど。

「初恋」
 うん。まぁ、こういうのがいいなぁ、という作家がいっぱいいて、似たような筋書きの作品がワンサと生まれるのでしょう。
投票者: このバトルへの参加作者