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詩人倶楽部

第1回詩人バトル
poem10

乾きの壺

作者 : TAKUYA
Website : 追い肥
僕の周りには人がいる
決してその人達は遠くに行かないでくれて
悲しい顔もあまり見せない

 
その分僕は色んな顔を見せる
悲しい顔も
怒った顔も

 
誰も苦しい顔を見せないから
僕は見せないモノなんだと思ってた

 
そんな人々の中で
僕は辛い心をあらわにすることとなる
その時も
みんなは特に違った顔を見せなかった
そういうモノだと思った

 
それから僕は
人に甘えたくて仕方なくなって
理性だかで止めるもの難しくて
でも、僕のことはそういうモノだと思えなかった

 
今もそうやって苦しんでいるのだけど

 
楽にしようと思えばいつでも楽になれる
この環境をどうにかしたいけど
出来ないから自分を納得させるしかないし
そんな余力があるなら他に予約も入ってる

 
だから、
どうやって生きて行こうか…






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