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第16回詩人バトル Entry63

ありがとう

僕の 僕の いとおしい人
どんなに大きな声で名前を呼んでも 僕の方を向いてはくれない
こんなに 近くにいるのに
こんなに 君を愛しているのに
こんなに 君に愛されたいのに

一緒に遊んだ 日曜日
僕の友達を見つめていた 君
「ありがとう」と言ってくれた 君
家を抜け出して僕の親友の家へ行く 君

僕に 好きな人を教えてくれた 君

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