第11回中高生500字バトル結果

おめでとうございます!

今月のチャンピオンは、相川拓也さん作の『街頭、人の波』と決まりました。
おめでとうございます。

エントリ作品作者得票
4街頭、人の波相川拓也4
3愛しのあなたとカメラ花村 彩邪2
5詐欺芦野 前2
1僕と安田とテトリスとアレ。1
2シェスタァ歌羽深空1


感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。
「私の投票がない!」「内容が違うような」……
掲載もれ、ミス等ございましたらご連絡いただけますようお願いいたします。



推薦作品と感想

■街頭、人の波  相川拓也さん
 
感想:最後の一文で必死に落とそうとしている作品群の中で、際立っていた。もう少し作為のない締めが欲しかったとは思うけれど。

票者:このバトルへの参加作者


感想: いやー、500字てのはやっぱり難しい。オチを急げばボロが出るし、日記だったら小説である必要はないと思うので票を入れたくない。むずかしいなー。
 ちなみに、前者が歌羽、花村、芦野、神崎、藤筆の各氏であり、後者が音、相川の各氏である。今回、ただきらりと光るワンシーンを、というものがなかったけど、消極的に傷のないものを、ったら相川君しかいなかったんだよなぁ。アメリカンジョークと同じで、短ければ短いほど、刺激が強くないと、つまんないんわけで。
 何がどう面白いのか、というのをもっと真剣に考えてもいいのでは無いか。(M)
票者:その他のQBOOKS作者

感想:面白いと思ったのは歌羽さんと芦野さん。
雰囲気が良いと思ったのは相川さんと神崎さん。
どうしようかと悩んでみましたが、内容が好みって事で、相川さんに一票。

票者:このバトルへの参加作者


感想:前回は迷いに迷った挙句に投票できなかったんですが、今回は作品数も多くて、なかなか読み応えがありました。投票逃してる場合じゃありません。
推薦作は、文句なしで。巧いなぁ、深いなぁと思いました。人間味があって、精神的な怖さも充分に感じられて、言葉も活きていて。広い視野を持った作者なので、これからに大いに期待していいのではないでしょうか。
次点は音さん、神崎現さん。どちらも作品の世界に入っていける空気があって、良かったと思います。芦野さんのも、強引かなぁとは思いましたが、文字数に見合った展開の早さが面白かったです。(日向さち)
票者:その他のQBOOKS作者


■愛しのあなたとカメラ  花村 彩邪さん
 
感想:今回は結構接戦では
個人的に好きだったのは、1,3,5

のほーんと楽しめたのは、僕と安田とテトリスとアレ。何気ないギャグさは、ここでは新鮮でいて斬新でいて絶品。

うふーんと楽しめたのは、愛しのあなたとカメラ 幼馴染かなにかと思ったら、そう来たか、無愛想さもいい、まさしく、愛にはいろいろなカタチがあるのである。

にやーんと楽しめたのは、詐欺 まさしく、詐欺、オレオレ、会話の緊張感のなさから、シパーンと縄をしばく音、じいちゃんサイコー。

納涼、はぞくっとして、そのぞくっというのは大事だと思うんだけど、個人的には、ぞくっ、より、うふーん、である、よって、愛しのあなたとカメラに一票!
票者:その他のQBOOKS作者


感想: 可愛らしいオチの作品だと思います。
 でも、高三って日常的にこういう口調かといえば少し疑問。
 
票者:このバトルへの参加作者


■詐欺  芦野 前さん
 
感想:どうなんだろう、ぐっとくるものがなかった、というのは私から出る言葉にしては出すぎた言葉だ。
今回は、警視総監様に一票。次点、というか最後まで迷いに迷い、コンマ少しの差で相川拓也氏。
票者:このバトルへの参加作者


感想: オチも面白いが、この作品は芸の細かさで一歩抜きん出ていたように思う。誘拐のためにプリペイド携帯を新調して、それを話の一部に取り込むあたり、うまい。元警視総監の家だからって逆探知できるのか、とか、疑問もあったが。

 次点は神崎現さん「納涼」。最後少しクールすぎるのが惜しい。
(相川拓也)
票者:このバトルへの参加作者

■僕と安田とテトリスとアレ。  音さん
 
感想:今回は面白いなぁって思った作品が殆どでした!
その中で思わず「あるある!」って言いたくなっちゃう
ような音さんの作品、「僕と安田とテトリスとアレ。」
に1票入れようと思いました。


票者:このバトルへの参加作者


■シェスタァ  歌羽深空さん
 
感想:僕と保田とテトリスとアレ。と、シェスタァ、迷いましたが歌羽さんの作品で。音様の作品はとても読みやすく解りやすかったのですが、もう一ひねりほしかったです。
歌羽様の作品は2回読まないとよくわかりませんでしたが、子供らしさが出ててとても面白いと思いました。

票者:このバトルへの参加作者