第69回体感バトル1000字小説部門結果


おめでとうございます!

今回のチャンピオン作品は、
しずるさん作の『言葉の末』です。

一位作品の数がその得票数以上となりましたので
規定ではチャンピオン作品は無しとなるのですが、
一位作品の中から、担当者が前担当の猿まねで一票を加え
優勝作品を選出しています。


エントリ作品作者得票
02言葉の末しずる2+1
03人形に恋をした男2
05リトル・ガール・モンスターヤマモト2
01勝利感高宮アヤ1
06ゆれる浅野忠義1


感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。
「私の投票がない!」「内容が違うような」……
掲載もれ、ミス等ございましたらご連絡いただけますようお願いいたします。

推薦作品と感想

■言葉の末  しずるさん

感想:
毒の包み方がやわらかい。新鮮さはないけど読めました。
投票者: その他の作者

感想:
 ぶはははは。
 生きていけないと言うからいなくなってみるけど生きてる、ベタベタだ! 笑った。
 「おやめ下さい、お身体に触ります」つって、手で触るぐらいベタベタだ!

 この主人公氏は、百年後に絶対やって来るに違いない。
 寿命とかは大丈夫、言霊は強いのだ。

投票者: その他のQBOOKS参加作者

感想:
一見して不自然な会話が、いい感じのアクセントになっていて、テンポよく読めたので、これにします。
ヤマモトさんの作品は、前々回の作品でも同じように思ったのですが、
いわゆる基本的な小説の書き方とは異なっていて、詩の要素が強い印象です。
小説としても面白いですが、詩部門でもこのような作品を出されると面白いのでは。(スタッフH)
投票者: その他のQBOOKS参加作者

■人形に恋をした男  仁さん

感想:
切なくて愛しい、とても素敵な作品だと思います。
読んでいて泣きそうになってしまいました。

投票者: 純粋読者

感想:
 確かに、死んだ人の面影を追うというのは、人形のように架空の存在に恋をするのと似ている。
 この話の場合、生前に恋人同士であったようだから、まだ人形への恋とは違って見えるが、これが冒頭の喩え同様に窓越しの会話すらした事のない相手に対する片想いであったとすれば、生身の人間と人形との差異は限りなくゼロに近い。
 絶対に触れられない二次元キャラと、棄却域程度の遭遇率しかあり得ない三次元アイドルとの間に根本的な差異はあるのか、というヲタク論議があるが(あるのか)、そこに加えるべき一つの考え方かも知れない。
投票者: このバトルへの参加作者

■リトル・ガール・モンスター  ヤマモトさん

感想:
おもしろかった。
いろいろな言葉が出てくる。意外なようなものが実はつながっている感覚が読んでいて、ぴたっとはまるのがおもしろかった。
投票者: その他のQBOOKS参加作者

感想:
どろどろした感情だと勝手に思っていたものが、とても可愛く、好ましいものに思えました。
エールをもらった気持ちです。
投票者: このバトルへの参加作者

■勝利感  高宮アヤさん

感想:
自分の十代の頃を思い出しました。
投票者: このバトルへの参加作者

■ゆれる  浅野忠義さん

感想:
他に気になる作品もあったのですがこちらが変な所もなく上手かったので。タイトルも含め上手ですね。
電車が止まった時の見慣れた景色から外の異常事態、悲惨なオチが来るのかと思っていたら受験生の違う意味で悲惨な現実。また呟きがいい味だしてます。
漂う不思議な日常感にやられました。
投票者: このバトルへの参加作者